現在、「平衡」の単元を学習している高校生が多い。この単元を細かく見ていくと
・化学平衡
・電離平衡
・圧平衡
・塩の加水分解
・緩衝液
・溶解度積
という区分になる。上記の名前を見ただけで「げっ!!」と思ってしまうのもわかる。これらの単元を苦手としている高校生達は多いですからね。国公立大学の2次試験でも頻出の単元ですが、平均点が極端に低くなってしまう分野でもある。コツさえ掴んでしまえば誰でも高得点を取れるようになるのに・・・・。
教科書では緩衝液の仕組み、塩の加水分解の仕組みが「発展内容」として扱われているなど難しい印象を与える。
しかし、この分野をしっかり理解するために、発展内容は必須であると私は思います。というか、発展内容だからと言って絶対にスルーしてはいけない。ここをじっくり学習せずにこの単元を終わらせてしまうから入試で点数が取れないだけの話である。しかし、よくわかっている指導者にきちんとポイントを教えてもらわないといつまでも得点は伸びないままでしょう。
本日、学校で化学平衡の授業がほぼ終わったという高2生がいました。そして、カミングアウト。「先生、化学平衡なんですけど・・・何一つわかりません。」
そんなはずはないだろうといろいろ質問してみたものの、基本から全くわかっていないという状態。これはマズイ・・・いつも指導している数学をお休みし、1時間半で終わる「速習平衡シリーズ」を緊急発動!!本日中に全ての単元を終了させました。
「こんなに簡単だったんですね(笑)」
いやあ、修正できて本当によかった。あとは問題演習を積み重ねるだけで完成。学校で平衡の単元を習っていて理解不能という塾生は江本にその旨を伝えてください。ここをわからないまま進んでしまうとキツイですよ。今のうちに解決を!
コメントはありません。