自分のペースでやりたいから(中学生編)

2017.4.12|ウインロード通信 江本のつぶやき


 

「自分のペースで学習を進めたいから」という理由で個別指導を希望する方がいらっしゃいます。個別指導のメリットは「自分のペース」という部分ですから当然のことだと思います。
 

デメリットもある。「自分のペース」だからこそ起こってしまうこと。集団指導について行けないから個別を選択する場合は要注意である。中でも、進度対応型の授業を受けているにも関わらず「ついていけない」という考えに至ることだ。
 

今、学校で習っている箇所(単元)を塾でも学習する。これって最低限のペースですよね?これについていけないのに「自分のペース」で学習できる個別指導の選択は、さらにペースを遅くする可能性が高い。それは公立高校を目指す中学生達の標準的なペースでない場合が多い。これでは成績を上げるどころか、成績を維持することすらできず下がることが考えられる。
 

では、そのデメリットを解消する方法はないのか?
 

・学校や塾の宿題を提出日までにやる
・家庭学習の習慣がある(できなければ、塾の自習室で勉強する習慣がある)
・学校の授業だけで点数が取れる得意科目がある
 

細かいことを言えばまだまだありますが、上記の3つはデメリットを解消するのに最低限必要な力である。逆に、できなければうちのように学習時間数や通塾回数が多い集団指導をオススメします。
 

ウインロードの個別指導のコースに在籍している中学生達は向陽中、大分中、岩田中の中高一貫校生(中高一貫校は中学3年生までに高1内容を終了します。)あるいは、学校の授業ペースでは物足りず先を学習したい子、上野丘高校以上の学校に進学したいと考えている子が多い。
 

共通しているのは同学年の子達が学ぶペースより、圧倒的に速く学習を進めていることである。この子達が「自分のペース」を維持するのは個別指導でないと難しいと思います。ただ、講師の力量が問われるため、どんな先生が教えるのか?を入塾前にしっかりチェックしておく必要があります。
 

また、苦手科目(1教科~2教科程度)だけを集中的に強化したい子、部活動や習い事の関係でやむなく個別指導コースに在籍している子達もいますが、指導日以外にも自習室に現れてしっかりと頑張ってくれていますね。
 

「自分のペース」とはどのレベルの話なのか?よく考えて選択してくださいね。

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