「問題演習量」と「学習時間の量」が要因となる場合

2020.7.24|ウインロード通信


学校の授業を受ける、予備校や塾の授業を受ける。

授業そのものだけで学力はたいして向上しません。

それだけで成績が向上するならば、毎日通って受けている学校の授業で十分でしょう。全員が成績上位者であってもおかしくはありません。

しかし、同じ説明・解説を受けても差が出てしまう。(授業自体をボーッと聞いているのならば論外ですが・・・)

これは明らかに学校の授業以外の部分で差がついているとしか言いようがありません。

まず、大きな要因としては「問題演習量」と「学習時間の量」です。

読み・書き・計算が普通に出来る状態であれば、しばらくはこの法則に当てはまります。

しかし、あるところまで来ると「伸び悩み」という問題が発生してくる。もちろん個人差はありますが。

目安としては

 

「テスト対策を完璧にやったのに、テストの順位が伸びない・・・」

 

「完璧」というのも個人差がありますね。

一番多く見受けられるのが

・テスト範囲のワーク類を埋めただけで完璧

と思っている子達です。

テスト前日までに全部埋めてしまえばOK!と計画を立ててしまうのです。

 

「埋めてしまえばOK」は、残念ながら「塗り絵」と同じレベルです。

 

定期考査前は、多くの高校生達が自習室で黙々と勉強している姿があります。鶴見丘高校、翔青高校に通う塾生達です。

 

「試験範囲を一通り目を通すだけで点数は取れるか?」

 

という質問に対して

 

「絶対に無理!!」

 

という答えが返ってきました。

彼らはテスト範囲の問題やプリントを繰り返し暗記したり、授業中に扱った問題や宿題プリントを解きなおしているのです。

テスト前日に1周目が終わる計画では、こんな時間は確保できません。

 

「伸び悩み」といっても、この段階で悩んでいるケースが多々あります。

まだ「問題演習量」と「学習時間の量」で成績を伸ばすことが可能です。

 

「学習の仕方や技術」が成績を伸ばす要因となってくるのはもっと先の話です。

 

気合と根性 >> テクニック

ですね。

 

塾生達には私達が提示している「基準」をクリアできなければ、

「学習の仕方や技術が伸び悩みの原因になることはない」と伝えています。

 

まずは「基準」をクリアすることに全力を注いでください。

それは大学進学を目指す高校生活で、絶対に欠かすことができない非常に重要な基準です。

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