高校生の定期考査の勉強を見ていて…

2020.7.25|ウインロード通信


高1・高2の何人かの生徒の勉強の仕方を見ていて疑問を感じる点があります。

「知識ゼロからスタートして、テスト勉強期間中にすべて解決しようとすること」です。

特に今回は期末テストということもあり、試験科目は多岐にわたります。

技能教科も含めて13科目。

中学生でもテスト期間中に知識ゼロからスタートして高得点を狙うなんて、無謀過ぎます。

(出来なくはありませんが、ハイストレスの中での勉強は覚悟しなければなりません。これに耐えられるくらいなら、普段から勉強時間を確保できるはずです。)

高校生の試験ともなると基本的な知識だけでも難易度が高く、テスト勉強期間中に全教科を克服しようというのは不可能です。

高校生になったら最低限しておかなければいけないことは

定期テスト勉強期間に入ったら見直しや知識の暗記に専念できるように、普段から勉強しておくことです。

全国の調査からも、高校生の学習時間が激減しているという結果が出ていますが、それが当り前ではありません。

国公立大学に進学していく人達は、そんな状況にはありません。毎年、センター試験受験者は55万人ほどいますが、その中で国公立大学に入学できるのは12万人。

学習時間の激減の仲間入りをして、合格を掴める数字ではありませんよね?

人生の中で、厳しい勉強をした期間の一つにランキングされるほど勉強する時が、高校生なのです。

ちょっとキツイことを言いますが、私が高校生だった時の感覚からすると高校の定期考査で90点前後を獲得してくることは、普通だと思っていました。

だって、授業中に扱ったものや課題で出たものがそのまま出題されるんですよ??

応用問題が出題されたとしても数問程度。

それはテスト範囲の知識を逸脱しているものではなく、基本を利用すれば解ける問題ばかりです。

「定期テスト勉強期間に入ったら見直しや知識の暗記に専念できるように、普段から勉強しておくこと。」

これは無理やりにでもやっていかなければダメですよ。

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