テクニックに走る前に王道を歩む

2013.9.28|ウインロード通信

中1の中心角の求め方のような一発で答えを導き出す裏技、

いわゆる受験テクニックを塾に期待される方も多いと思います。

実際、私たちもそういうテクニックを教えることもあります。

しかし、それは入試間近の受験生や基礎を完全に理解した生徒が対象であり、

基礎的な部分すら理解していない生徒にはほとんど裏技やテクニックを教えることはありません。

なぜなら裏技を使って答えを出すことだけしかできない生徒は

その後の大学入試には太刀打ちできないからです。

たとえばセンター物理の試験はそういう公式を暗記するタイプの子がひっかかるような問題ばかり出します。

公式を暗記しているとその選択肢を選びたくなるようなものがひっかけとしてあるわけです。

そこから逆算してみえるのは、大学が欲している生徒は

本質を見て、公式を覚えるのではなく、自ら導き出せるような生徒です。

テクニック本は書店にいけばいくらでもありますが、受験業界はどんどん進化しています。

テクニックを使う人が逆にひっかかりやすくなっているとも感じています。

ですから、テクニックを覚える前にするべきことがあるのです。

まずは普通に解けるようになるための基礎力です。

受験にはテクニックが必要なこともありますが、

王道に勝るものはありません。

 

 

基礎をしっかり身につけた上で、テクニックも使えるようになる。

 

 

それがウインロードの大事にしている考え方です。

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