夏期講習を終了した頃から、勉強スタイルが急激に変化する中3生が出てきます。
1ヶ月前とはまるで別人と感じるほどです。
夏休み明けのテストで急激に点数を伸ばしている子に多くみられます。
昨日も自習室にやってきて勉強を進める中3の子達がいました。
上記のような変化を感じ取れる中学生達は「学習スピード」が驚くほど変化しています。
わからないことを質問して解決しようとすることはなく、手元にある解答・解説を自分で読みながら理解するようになっています。
このような学習スタイルを確立すると、学習ペースが速くなりこれまでの何倍もの学習量が確保できるようになります。
1時間あたりの学習量が大きく伸びるため、その子を追い抜くのは至難の業です。
「自分で解答・解説を読み解き、学習を進めていく力」は高校生になると必須です。
これができない高校生達はどんどん成績を下げ、高3になって受験勉強を始めてもなかなかうまくいきません。
高校の学習内容は中学の8倍以上と言われています。
それをわずか3年間で学ぼうとするわけですから、自己解決能力がなければ当然追いつけません。
高校の学習内容は「受身の勉強」では人並みにもなれません。
高校受験のための勉強は合格を勝ち取るだけでなく、高校に入学してからの学習スタイルを確立していく重要な時期でもあるのです。
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