「記憶」に関する話

2014.2.21|江本のつぶやき

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」がある。

この2つの言葉を聞いたことがあると思います。

では、短期記憶と長期記憶の意味はどうでしょうか?

簡単に言ってしまうと

 

短期記憶とは・・・すぐに忘れてしまう記憶のこと

長期記憶とは・・・長い間覚えている記憶のこと

 

短期記憶はせいぜい20秒から数分程度しかもたないと言われています。

長期記憶は一生涯忘れない場合もあります。

 

私達が塾生たちに何度も「覚えなさい!」「定着させなさい!」というのは

この長期記憶を指しているわけです。

なぜ「繰り返せ!」と言われるのか?

ちょっと考えてみましょうか。

 

あなたは家族の名前を忘れたことがありますか?

よほどのことがない限り、即答できるはずです。

これが長期記憶。毎日接しているから記憶が定着する。

(もちろん、かなりインパクトのある状況ならば一発で長期記憶となる場合もありますが)

 

では、1度だけ聞いた携帯電話の番号を次の日に答えられますか?

メモを残しておいてはダメですよ(笑)

かなりの確率で忘れているはずです。

これが短期記憶。繰り返していないから忘れる。

 

では、ここでひとつ、トリビアをご紹介。

私には小学生の時に記憶し、20年以上経った今でもスラスラと答えられるものがある。

 

ドラゴンクエストⅡの復活の呪文(笑)

わぽぜ ぎひこ ねそしぺ

ぷしほ えけう ぱにてず

ぶぼす なるお さがせな

しぷら とつへ らぴわぷ

やるも きてひ りくげぐ るぶ

 

と、かなりどうでもいい長期記憶である。

しかし、こんなに不規則に並んだひらがなでもまだまだ鮮明なわけで(笑)

繰り返していたから頭に残っているのです・・・(^^;)

さらに驚くべきことは、中学生の頃から今の年齢になるまで

この記憶に触れた出来事は一度もありません。 

それなのに未だに・・・

これって一生涯忘れない長期記憶なんでしょうね。

繰り返すとここまで強固な記憶に仕上がる一例と見て頂ければ幸いです(T_T)

 

ここでひとつ忠告。

「家で勉強したけど覚えていない。」

と前日に教えられたことをキレイに忘れている人がいます。

それはね、バレバレですよ

家庭学習時間がゼロだということが。

もう一度確認。

短期記憶を長期記憶にかえるには

「繰り返し」しかありません。

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