問題集は1冊?それとも複数冊必要か?

2014.2.27|江本のつぶやき

問題集を複数解いている人、1冊を何回も解きなおしている人

どちらの成績が伸びやすいと思いますか?

小学生、中学生、高校生と学年問わず共通することですが

「1冊の問題集をしつこく解きなおしている人のほうが、偏差値や点数が劇的に伸びる」

これは絶対に揺るがない法則。

問題を数多く解くことも大切な場合があります。特に超難関大学・超難関学部を目指す時には。たった1冊の問題集だけでは入試に対応できません。

しかし、超難関を目指している人達も、最初から複数冊の問題集を解いているわけではない。たった1冊の問題集を繰り返し解いている期間はむしろとても長い。

「〇〇ページの△△番の問題は・・・・・で、問題を解く上での注意点は・・・・解説には・・・・・なことが書いてあった。」

と言えるくらいまでやり込んでいる。

その過程を踏まえて、新しい問題集へ移行していく。

 

どうして1冊の問題集をしつこくやり込むと成績が伸びるのか?

 

上記でも示したように、問題集の内容を隅から隅まで覚えてしまっているからです。

 

問題集や参考書を山のように積み上げて、何冊も使って学習すると、ものすごく勉強した気になれる。ドラマに出てくるような「やる気全開」の状態を演出して、ものすごい充実感が得られる。

しかし、その中に出てくる問題を確認テストしてみるとよくわかります。

問題を解くために必要なポイントを覚えていないということが。

1,2回やったくらいでは何も覚えていないということなんですね。

 

僕に高校英語を習っているみなさん

習い始める時に必ず聞いていることがありますよね?

・学校で使っている単語帳に愛着はあるか?

という質問です。「YES」と返した場合、僕はその単語帳をやり込めと言う。

愛着がない、学校でもあまり使わないということになれば、僕のオススメ単語帳を使ってもらうことにしている。(このオススメ単語帳は最終的には覚えてもらいます。大学受験においてその単語帳はNo.1の精度です。また、英検準1級まで使用できます。)

初学者に複数の単語帳を勉強してもらっても意味がないことを知っているから。

「1冊の問題集を徹底的にやり込む」

これは「脳のメカニズム」から考えても理に適う方法なのです。

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