「苦手科目」というのは厄介である。
・勉強するのが面倒くさい
・教科書を開くことすら嫌だ
・教科名を聞いただけでやる気がなくなる
・社会に出ても役に立たない
などなど。苦手科目に対しては否定的な見方しかできない。
私自身もそうでした。とにかく「古文」が大嫌いだった。読んでいて面白くないし、何よりもあの怪しい歴史的仮名遣い。「てふてふ」なのに「ちょうちょう」、「念ず」なのに「我慢する」・・・日本語なのにどうしても好きになれなかった。
でも、「この教科は大嫌いだ!!」と叫んでいる人でも、なぜか高得点を獲得する人がいますよね?
A君「この前のテストさぁ、英語何点だった?オレ、英語嫌いなんだよね。欠点ギリギリだったよ・・・危なかった。」
B君「オレもさぁ、英語苦手なんだよね・・・89点」
A君「89点?!マジで!どこが苦手なんだよ~。嘘つくなよ!」
A君もB君も英語は大嫌いなのですが、なぜA君は得意科目と間違われるような点数を取っているのでしょう?
もともと頭がいいから?
要領がいいから?
「苦手科目に対する気持ちを上手にコントロールしているから」です。
苦手科目は勉強したくない。それは当然だと思います。
でもね、苦手を脱しなければならない状況に陥った時
なんとか苦手を克服するか、あきらめるか の選択に迫られる。
苦手科目克服のカギはここにある。
気持ちの問題。
苦手科目はあなたを理解してくれません。
あなたが理解してあげなければならないのです。
どんなにわかりやすい説明を受けても、嫌だという気持ちが最優先で出てくる間は
成果が現れません。
「嫌だと思う気持ちをコントロールする」
これはあなたの人生にとって、大切なことを学ぶチャンスだと思うのです。
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