私は、大学入試用英文法を教え始める生徒に「英文法問題の解き方」を必ず見せるようにしている。
それは・・・・「この解き方、このスピードが最終目標」だからだ。
すると・・・・
「せんせーの解き方ってズルい・・・」
「こっちは苦労して解いているのに、瞬間的に解くから腹が立つ・・・」
生徒の目の前で英文法の問題(マーク式)の解き方を見せるとよく言われる言葉だ。
しかし、「問題を解く視点」をマスターすれば誰にでもできることだ。
例えば
次の問題の( A )に当てはまるものを選びなさい。
Do you know the place ( A ) he wanted to visit yesterday ?
① how ② which ③ where ④ what
上の英文法の問題を見た瞬間あなたは何をしますか?
もしかして、まず「日本語訳」してない?
日本語訳して解けることもあるでしょう。
しかし、いつも「当たった」「はずれた」という感覚で問題を解いているはずだ。
それではなかなか英文法の得点率は安定しない。
8割取れたこともあれば、3割くらいしか取れなかったという具合に。
しかも、時間がかかって仕方がない。
時間をかけて解いても、点数は変わらない。それが英文法問題の嫌なところ。
僕の視点はこんな感じ。
次の問題の( A )に当てはまるものを選びなさい。
Do you know the place ( A ) he wanted to visit yesterday ?
① how ② which ③ where ④ what
まず、選択肢を見て「関係詞の問題」であることを認識した。
次の作業は
次の問題の( A )に当てはまるものを選びなさい。
Do you know the place ( A ) he wanted to visit yesterday ?
① how ② which ③ where ④ what
問題文の「赤い単語」を見た。
そして
答えは②
これだけ。
「選択肢」と「単語」を見ているだけである。
日本語訳なんかしないよ
1問にかけている時間なんて数秒程度。
英文法の問題なんてその程度。怖がる必要なし。
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