大分からの難関大進学ルート

 数学、化学、物理にトコトン強い理系科目専門塾です。講師陣はこれまでも難関大学受験、国公立大学医学部医学科受験を直接指導してきた精鋭ばかりです。もちろん、文系数学、物理基礎、化学基礎を学習したい人も大歓迎!!

難関私立高校の理科(質量パーセント濃度 溶解度)

難関私立高校の理科(質量パーセント濃度 溶解度)

硝酸ナトリウムの結晶 50.0g に水を加え、よくかき混ぜたところ、水を56.8g 加えたところで、結晶がすべて溶けた。

・もしも、この操作を硝酸ナトリウムの結晶 50.0g に加えた水の量が 50.0g のとき、できた水溶液の濃度は何%になるか?

この問題に何も疑問を持たずに、すぐさま「50%」と答えた人は、もっと修行を積まないといけない。

「あれ? これは結晶が全部溶けていないのでは?」と考えることができた人は次の思考へ。

「結晶が全部溶けきっていないけれども、水溶液の部分については飽和しているってことだな。」と考えられた人はもう一息!

ここで「問題文に出てきた数字を必ず使って解くはず」という先入観をもっている人は苦しむことになる。

苦しんだ挙句、おかしいなぁ・・・と思いながら解答欄に「50%」と記入してしまったらアウトです。

飽和水溶液に関する情報は最初の文にある。

「硝酸ナトリウムの結晶 50.0g に水を加え、よくかき混ぜたところ、水を56.8g 加えたところで、結晶がすべて溶けた。」

これらの数字を使って水溶液の濃度を求めれば問題ないわけだ。

50.0 × 100/(50.0 + 56.8) ≒ 47%

出てきている数字を、何も考えずに片っ端から使って問題を解いてきた人たちは全員やられてしまいます。

大学入学共通テストになり「思考力、判断力、表現力」を重視するようになった。

このような問題を正解までたどり着けるように、日々訓練に励んでほしいと思います。

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winroadoita

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