最難関高校の〇〇シリーズ
灘高校、久留米大附設高校、ラ・サール高校、東大寺学園高校、西大和学園高校、洛南高校の過去問を７年分、分野別に掲載してくれているものだ。難関私立高校を目指している人達は必須の問題集だ。WINROADでは難関私立高校を目指す方、ハイレベルな学習を望む方には最難関高校の問題集を扱って指導しています。

＜最難関高校の理科について＞
物理、化学、生物、地学の全ての分野において高校レベルの知識を必要とします。

・トリチェリの真空実験
・溶解度積
・原子量、分子量の使い方
・細胞周期の計算
・イヌリンの濃縮率
・刺激と反応についての計算
・酸素解離曲線
・二遺伝子雑種
・非直線抵抗
・ホイートストンブリッジ

などなど、あげればキリがない。当然、中学校の検定教科書では扱っていない内容になるため、中学生が解けるように問題文に知識や理論の説明がある。理科の問題なのに、国語の問題を解いているかのような文の長さだ。難関私立高校、難関国立高校を目指している子達は問題演習を通じて、過去問に触れておくことは必須です。
過去問演習を行う際に、必ずしてほしいことは

・知らない知識の問題でも、問題文を隅から隅まで読み込む。
・理論を理解してから問題を解く。

ということだ。難関私立高校の理科は全範囲の知識を完璧に学習して入試に臨むのは至難の業だ。入試本番で知らない知識の問題を解くこともしばしば。問題文を読み込み、理論を理解して問題を解く思考力が求められる。これは絶対にはずせない。急に身につくものではないので、普段から意識して取り組んでほしいと思います。

・答え合わせをしてやり直し

どのレベルの問題を解いても当たり前のことですが、やり直しは必ず行う。知らない知識についても深く学習する。人に説明ができるくらいまでやり込んでもらいたい。

また

・志望校の過去問だけでなく、他校の過去問にも取り組むこと

難関私立高校向けの知識を獲得するには、志望校の過去問だけでは不十分だ。他校で出題された問題が、かたちを変えて出題される。志望校の過去問だけでは一度もお目にかかれなかった問題であることもしばしばだ。全範囲の知識を完璧に学習して臨むのは難しいですが、志望校以外の難関校の過去問をやることで、見たことのある問題、知っている問題にすることはできる。その数が増えれば増えるほど合格に近づいていく。「１問１問を大切に」やり込んでいってくださいね。

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