数学を得点源にするためには、どのような勉強法が必要なのでしょうか?
多くの人が「数学にはセンスが必要」と考えていますが、実際には教科書に載っている知識や解法は、繰り返し学習することで誰でも身につけることができます。以下に、数学で高得点を取るための絶対に外せないトレーニング方法を紹介します。
数学の絶対に外してはいけないトレーニング法
・一度解いた問題を自分の力で必ず解き直すこと
・筋道を立てて途中経過を書くこと
これを実行するかどうかで、数学力に大きな差が生まれます。「そんなことか」と思うかもしれませんが、これができている生徒は必ず数学が得点源になっています。
例えば、学校や塾で取り扱った問題をもう一度解いてみましょう。その際、教科書やノートを見ながら解かないようにしてください。必要なのは、問題・筆記用具・解法の途中経過を書くノートだけです。
解けましたか?
途中経過をきちんと書いた上で正解した場合は「とりあえず」合格です。解けなかった場合は、まだ自力で解くことができていないということです。一度解けたはずの問題が解けないのは、数学を苦手科目へと導く原因となります。
「塾に通い始めたのに、数学がなかなかできるようにならない・・・」
これは、「一度解けたはずの問題が解けない」という習慣が改善されていないためです。解けなかった場合は、教科書の解法やノートを見直しましょう。じっくりと解答・解説を読んでからもう一度チャレンジしてください。何も見ないで解けるようになるまで繰り返してください。
ここで終わってはいけません。
次の日でも構わないので、もう一度同じようにチャレンジしてください。何も見ずに解けましたか?いきなり問題を解き始めて正解ならば「最終合格」にかなり近づきました。解けなければ、また教科書やノートを見直して再チャレンジしてください。時間をあけて、いきなり問題を見ても「解ける」ようになるまで頑張ってください。
最終合格の基準とは
「自分以外の人に解法を説明できるようになること」です。数学が得意な子は、友達に数学を教えています。「なぜ?」を説明できる力は、基礎知識の理解度が高くなければ不可能です。
このトレーニングを繰り返すことで、数学は得点源にすることができます。
(大分理系専門塾WINROAD 江本)