計算トレーニングは、学力を向上させるために毎日少しずつ取り組むべき重要な習慣です。たとえ旧帝大を目指すような高い実力を持つ生徒であっても、計算ミスが原因で貴重な得点を失うケースが少なくありません。計算問題は学習の基礎中の基礎ですが、その反面、単調で面倒に感じることもあるでしょう。しかし、計算力が十分でないと、どれだけ難問を解く能力があっても計算ミスで点数を落としてしまい、その努力が無駄になる可能性があります。それは非常にもったいないことです。
では、計算ミスを効率的に減らし、正確で素早い解答を導き出せるようになるためには、どのように学習すればよいのでしょうか?その鍵となるのが、日々の計算トレーニングです。実際、多くの浪人生も計算力の不足を課題として抱えています。計算方法の習得に定評のある問題集を活用して学習を進めた子たちからは、「自分の計算力の不十分さに気付いた」「計算をしっかり練習することの大切さを実感した」という声が多く聞かれます。
これは数学だけにとどまらず、理科の科目にも共通する問題です。特に大学入試の二次試験では、化学などで限られた試験時間内に複雑な計算を大量に処理することが求められる場面が多々あります。このような状況では、計算力がそのまま得点力に直結します。
複雑な計算にも自信を持って対応できるようになるには、日々の鍛錬が欠かせません。計算を習慣として続けることで、効率的に正確性とスピードを向上させることが可能です。毎日の計算トレーニングを通じて基礎を確実なものとし、難問に取り組む力をさらに高めていきましょう。
(大分理系専門塾WINROAD 江本)