東京女子医科大学 医学部(特待生) WR塾生が現役合格!|大分理系専門塾WINROAD
東京女子医科大学(Tokyo Women’s Medical University:TWMU)は世界でも稀な女子だけを対象とした医学部で「至誠と愛」を理念とし、精神的・経済的に自立し社会に貢献する医療人の育成を行ってきた。学生の個性と主体性を重視したカリキュラムを用意している。「女子のための医科大学」ではなく、先進的かつ専門性の高い医療技術を日本から世界に発信する拠点として長年評価されています。「心臓外科・再生医療・女性医療・ロボット手術」に対して実績と評価が際立っている。こうした分野に関心がある場合は、学ぶ価値の非常に高い大学だと考えられます。(詳細は東京女子医科大学の公式サイトやパンフレットを見てくださいね。)
・特待生は一般入試合格者の成績上位5名のみ。東京女子医科大学医学部(特待生)とは?
東京女子医科大学医学部「特待生」を目指すということは、ただ優秀であるだけではなく、並外れた努力と継続的な高い学業成績を求められる。たとえば令和6年度の東京女子医科大学(医)一般選抜では、約 959 名の受験者に対して約 67 名の合格枠です。そのなかで上位 5 名に入るのは、受験者のうち約 0.5 %という狭き門。特待生の想定偏差値は70前後と考えられ、英語・数学・理科のすべてでトップクラス(全教科で高得点・正答率80〜90%以上)の得点力が必要です。特待生に選ばれると年間 280 万円もの授業料が最長 4 年間(総額 1,120 万円)免除される。しかしその恩恵を維持するためには、在学中も毎年「学年上位30位以内」を死守する必要があります。ひとたび31位以下に落ちれば給付は打ち切られてしまいます。
特待生クラスの受験生が併願している大学として考えられるのが
東京慈恵会医科大学、順天堂大学 医学部、日本医科大学、昭和大学 医学部(I期)
東京女子医科大学医学部の特待生は、これらの大学の一般合格者と同等かそれ以上の得点力を入試本番で発揮できた層であると想定できる。
共通テスト利用入試は実施していません。2025年度(令和7年度)入試においても、共通テストを利用した選抜方式は設けられておらず、一般選抜や学校推薦型選抜など、大学独自の試験方式が採用されています。そのため、東京女子医科大学医学部を志望される場合は、共通テストの結果ではなく、大学が指定する試験科目(英語、数学、理科など)に基づく一般選抜や、出身校の推薦を受ける学校推薦型選抜などの方式での受験が必要です。詳細な入試情報や最新の募集要項については、東京女子医科大学の公式サイトをご確認ください。
参考までに、2025年度一般選抜の試験日程、内容について掲載しておきます。
一般選抜の概要(2025年度)
試験日程
第1次試験(学科試験):2025年2月1日(土)
第2次試験(面接試験):2025年2月15日(土)または16日(日)
合格発表
第1次試験:2025年2月8日(土)
第2次試験:2025年2月21日(金)
入学手続締切:2025年3月3日(月)
試験会場
第1次試験:京王プラザホテル(東京都新宿区)
第2次試験:東京女子医科大学 彌生記念教育棟(東京都新宿区河田町)
試験科目・配点
第1次試験(学科試験)
数学 数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A(図形の性質、場合の数と確率)、B(数列)、C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)100点満点 試験時間:60分
英語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ 100点満点 試験時間:60分
理科 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」の3科目から2科目を選択(出願時に届け出) 200点満点(100点×2科目) 試験時間:120分
適性試験・小論文 医師としての適性を判断するための試験(第2次試験の評価に使用)試験時間:60分
※学科試験はすべて記述式で、「思考力・判断力・表現力」を評価する。
第2次試験(面接試験)
形式:個人面接(受験生1人に対し面接官3人)
所要時間:約10分
評価対象:志望理由書、自己評価書、調査書、学科試験、適性試験、小論文の成績などを総合的に評価
※面接試験の評価により、医師としての適性を欠くと判断された場合は、第1次試験の学科試験成績にかかわらず不合格となる。
(大分理系専門塾WINROAD 江本)