PならばQである。(命題)について
次のことは皆さん理解していると思います。

PならばQである は真であり
QならばPである は偽である
\( (x+1)(x-2)<0 \)ならば\( -3\leqq x \)である。 これは真
\( (x+1)(x-2)<0 \)ならば\(0\leqq x \)である。 これは偽
分かりやすいですよね。
では次の命題の真偽を判定してください。
\( x^2+4x+7\leq0 \)ならば\( x=1 \)である。
答えは真です。
ここで命題の真偽についてしっかりと押さえておきましょう。
命題が真である。↔️反例が存在しない。(仮定が不合理な場合も)
命題が偽でらる。↔️反例が存在する。
今回は
\( x^2+4x+7\leq0=(x+2)^2+3>0 \)であり\( x^2+4x+7\leq0 \)が不合理であるため
この命題は真となるわけです。
注意しておきましょう。
(大分理系専門塾WINROAD 首藤)