3回目となりました、これまでのとおり、与えられた式をどのようにして、基本となる、等差数列、等比数列、階差数列の形に持ち込むかが基本でした。今回も2問取り上げてみます。
問題
\( a_1=1、 a_{n+1}=2a_n+3n \)
⑦\( a_{n+1}=pa_n+(nの1次式) \)の形
この形の漸化式は1項ずらして引くと解決します。
\( a_{n+2}=2a_{n+1}+3(n+1) …① (1項ずらした式)\\a_{n+1}=2a_n+3n …②(もとの式) \)
①ー②より
\( a_{n+2}-a_{n+1}=2(a_{n+1}-a_n)+3 \)
ここで\( a_{n+1}-a_n=b_n \)とおくと
\( b_{n+1}=2b_n+3 \)となり ④一次の特性方程式型に持ち込むことができます。
\( b_{n+1}+3=2(b_n+3) \)ここで\( b_n+3=c_n \)と置き換えずにそのままいきます。
\( b_n+3 \)は初項\( b_1+3=a_2-a_1+3=(2a_1+3\cdot1)-a_1+3=5-1+3=7 \)公比2の等比数列なので
\( b_n+3=7\cdot2^{n-1}\\b_n=7\cdot2^{n-1}-3 \)
\( b_n=a_{n+1}-a_n \)なので\( a_{n+1}-a_n=7\cdot2^{n-1}-3 \)
つまり③階差数列型となります。階差数列の公式から
\( a_n=a_1+\displaystyle\sum_{k=1}^{n-1} (7\cdot2^{n-1}-3)\\=1+\dfrac{7(2^{n-1}-1)}{2-1}-3(n-1)\\=1+7\cdot2^{n-1}-7-3n+3\\=7\cdot2^{n-1}-3n-3\)となります。
(大分理系専門塾WINROAD 首藤)