大分からの難関大進学ルート

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大学入学共通テスト | 大分市 数学 化学 物理 専門

大学入学共通テスト | 大分市 数学 化学 物理 専門

2019年度、センター試験最後の年になる。受験生達は、今年度中になんとしても合格したいと思っているだろう。2020年度から「大学入学共通テスト」が始まるが、それに対してセンター試験世代の子達の救済措置は特に用意されていない。

国語、数学Ⅰで記述式が導入される。英語は最初から最後まで長文問題。センター英語は筆記200点、リスニング50点のでしたが、大学入学共通テストからは、筆記100点、リスニング100点という配点に切り替わることが発表された。リスニングの比重が大きくなる。この発表に驚いた子達が多いと思います。リスニングは短期間で身につくものではありませんので、受験学年以外でも地道な訓練が欠かせません。高3になってから頑張れば・・・という考え方はとてもまずいです。そんな勉強の仕方に別れを告げる時がついにやってきました。現高2生は今から必死に頑張っていって欲しい。

すみません、英語はこの辺にしておきましょう。理系塾ですから数学の話を。

これまでも大学入学共通テスト実施に向けてプレテストが実施されてきましたが、受験した子達から「本当にあんな数学の問題が出題されるんですか?かなりショックです。」という声が聞こえてきました。

そうですね、まずは分量が今のセンター試験の1.5倍。数学というより、まるで国語の問題を解いているような文章量に戸惑いを隠せません。加えて、これまでのセンター試験の問題と比べて難易度の違いは明らかである。一体どんな勉強をしていけば対応できるようになるのだろうか・・・悩みは尽きないと思います。

これまで出題されてきた形式と大学入学共通テストで出題される形式には大きな違いがある。

センター試験は「答えを出せ」という問題、共通テストは「問題を解く過程を聞いてくる」問題であるということ。なぜその公式で解くのか?という部分を強く聞いてくる出題となる。公式を丸暗記して解けるような問題が激減。本当にわかっていないと正解にたどり着けない数学に変わっていきます。つまり、センター試験直前の詰め込みでなんとかなっていたものが排除されるような格好だ。このままだと、センター試験と比べて平均点が大幅ダウンすることが予想されます。

共通テストが実施されるまでにこれからも議論されていくとは思いますが、現時点では「正解にたどり着くためのプロセス」をより意識した勉強が必要になってくると思います。また、誤答を見て「なぜこの解き方ではだめなのか?」を論理的に相手に説明できる力も必要です。これだけの話でも一朝一夕で身につくものではないと容易に理解できると思います。教えられるだけでは対応できないですよね。疑問に思うことを自分なりに調べてじっくり考える積極的な勉強が必要になってきますよ。

今回の話は新テストのほんの一部分に過ぎませんが、「受験勉強は受験生になってから。それまでは勉強そっちのけで部活動に専念して・・・」なんて計画はすでに破綻していると気づくでしょう。毎日コツコツ頑張っていくものがあるはずです。

また機会があれば詳しく書いてみようと思います。

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winroadoita

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