「東京大学を目指す!」「東京大学に合格したい!」東京大学合格のための第一歩は本気で合格したいと思うことだ。
東京大学はその名を聞くと、自分には関係のない異次元の大学と思っている人達が大半である。自分が目指すなんて・・・そんなことはありえないと最初から除外していることが普通である。まずは「合格したい!」という強い意志を持ちスタートラインに立つこと。
次に学習計画を立てる。もちろん、みんながやっているような受験勉強計画では話にならない。東京大学2次試験の問題を見て欲しい。文系、理系に関わらず高3生の4月から本気で学習を始めて間に合うレベルではないことに気づいてくださいね。
私自身、実際に東京大学を受験した、あるいは東京大学に挑戦できるだけの力を身につけて医学科へと進学していった子達を見てきました。彼らに共通していることがあります。
高2の1月時点で国語、数学、英語のセンター試験の得点(センターチャレンジを受験)が160~180点であったことです。
数学や英語は満点だった強者もいましたね。逆に、この得点レンジを下回ってしまうと現役合格は難しいでしょう。
これが目安だと考えています。高2の1月時点でそんなに?!と思うかもしれませんが、最低このくらいの点数を取れていないと東大合格のための勉強をすることができません。このくらいの時期から数学、英語、国語に関しては東大2次試験の過去問に触れていく必要があるのです。この3科目に関しては高3の7月に「いつ受けても大丈夫」という状態にしておきたい。
同時に理科、社会の基礎固めをしていく。理科、社会に関しては、まだ学校の授業が終わっていないと思いますが、その分は自分でどんどん進めていく必要があります。高3の6月末までに基礎固めは終わらせておきたい。
そして7月、8月は過去問演習を徹底的にやっていきたい。9月~11月は過去問演習で浮き彫りになった弱点の克服に費やしたい。
大雑把に流れを書いていますが、ここであることに気づきますかね?
共通テスト(旧センター試験)の対策はどうするの?ということですね。それだけ2次試験の勉強に時間を割くことができなければ対応できるような力は身につかない。それだけ難易度が高い問題だということです。
さすがに12月は共通テストの勉強にシフトしていきますが、この1ヶ月で合格者達は帳尻を合わせてくる。それだけの力がなければ合格は難しい。だから高2生の1月時点で、国語、数学、英語のセンター試験の得点(センターチャレンジを受験)が160~180点必要になるのです。
私の指導経験に基づき、理想的だと思う大まかな流れを書いてみました。参考になれば幸いです。