大分からの難関大進学ルート

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偏差値時代の終幕か?入試制度の変化

偏差値時代の終幕か?入試制度の変化

大学や高校のランキングは偏差値によって決めていることがほとんどだ。ネットで調べてみても、大学、高校に関する記事は偏差値を添えられていることが多い。昭和の時代より慣れ親しんできた偏差値。偏差値の見方を詳しく説明してくれている動画や記事も溢れているため、「偏差値〇〇くらい」と聞くと、どのくらいのレベルなのかイメージができるほど、その感覚は染み付いているのではないでしょうか。

東京大学が2016年度(平成28年度)から学校推薦型選抜(旧推薦入試)を導入して話題となった。推薦要件はHPで詳細を確認していただいた方がよいですが、「いずれかの分野で高等学校等の生徒として飛び抜けた才能を有すること。」などハードルがかなり高い。京都大学医学部での推薦入試も、初回は合格者がゼロだったと記憶している。推薦入試など無縁の世界にあると思われる大学でも、こうして推薦入試を導入してきている。

今から約20年前の2000年度大学入試では、明らかに一般入試で合格して入学する生徒達が多かった。しかし、2021年度入試では、大学全体で考えると50%以上が推薦型、AO・総合型で入学し、残りの枠を一般入試で争うという入試に変わってきている。私立大学に限定すると、その動きは顕著である。明治大学は2029年度入試(2022年現在、小6生の子達が受験する大学入試)に向けて入学者の7割が推薦で入る体制を整えていくそうだ。名門の私立大学がこのような計画を立て動き始めているのだ。国公立大学に限定すれば、まだ一般入試での入学者が大半を占めている状態ではあるが、20年前に比べると推薦入試で入学している割合は確実に増えてきている。

なぜこのような動きになっているのか?

その大きな要因としてあげられるのが少子化の問題である。大学全入時代という言葉を聞いたことがあるかと思います。大学全体の定員と受験者数が同じで、行き先を選ばなければ全員が入学可能という意味で使われていたものだ。大学の動きを見ていると大学全入時代どころか、大学が余る時代、つまり学生数を確保できない大学は無くなってしまう時代がすぐそこまで来ているということである。国公立大学よりも私立大学のほうがこの動きにいち早く対処していこうと動くことになるのは当然だ。

今年の入試からいきなり偏差値が関係なくなるということはありませんが、すぐにそんな時代がやってきそうな動きですよね。共通テストで点数が足りなければ合格は難しい。点数を確保するためにまだ得点できそうな科目を学習する。そんな学習の仕方も残るとは思いますが、得意な科目をさらに伸ばしておく、どんどん先を学習して突出した才能を育むのも行きたい大学への合格を掴み取る選択肢として、さらに使えるようになってくるということになりそうです。

WINROADには「得意な数学をさらに得意にする!」「化学が好きだから極めたい!」「物理をもっと得意にしたい!」という塾生達がどんどん先取り学習をして誰にも負けない力を身につけようと日々努力している。数検、英検、漢検といった検定試験だけでなく、数学オリンピックなどの科学オリンピックにも挑戦していってほしいですね。これから大学入試の方法がどんどん変わっていくことが予想されます。今まで以上に注視していきましょう。

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