小学生、中学生、高校生のみなさんこんにちは。

明野の塾、進学予備校ウインロード大分明野校の首藤です。


学習曲線ってご存知ですか。反応時間と累積練習量の関係を数式で

表したものです。(ピロリとアンダーソンの式)と呼ばれるもので

以下のような数式となります。


   

\[
RT=1.40N^{-0.24}=\frac{1.40}{N^{0.24}}  RT は反応時間、 Nは累積練習量
\]
グラフで表すと

おおざっぱのいうと練習量が2倍になると反応時間(問題解決までの所要時間)が20%減少するということです。
具体的に共通テストに当てはめて考えてみましょう。
数学Ⅰ・A(70分)数学Ⅱ・B(60分)でちょうど時間内でなんとか全問解ける状態の生徒さんなら
見直しに10分使いたいとすると数学Ⅰ・Aで-15%、数学Ⅱ・Bで-20%の所要時間の減少が必要です。
そのために必要な累積練習量は数学Ⅰ・Aで1.5倍、数学Ⅱ・Bで2倍となります。
時間が足りず、満足に全問対応できない状態なら、さらに必要な累積練習量は増えていきます。
皆さん、きちんと考えてくださいね、累積練習量ですよ、
今までに対策として100時間かけていた生徒さんなら、あと50時間(Ⅰ・A)、100時間(Ⅱ・B)かける必要があるということです。
共通テストの結果で出願校が決まります。
共通テストの対策にもしっかり時間をかけなければいけません。