小学生、中学生、高校生のみなさんこんにちは。
明野の塾、進学予備校ウインロード大分明野校の首藤です。
基礎ができていないから点数が取れないと言って、基礎的な問題だけを
一生懸命解いている生徒さん。
本当にそうなんですか?
もちろん、基本的な計算ができない場合は確実に基礎ができていないから
基礎問題の演習は重要になります。
しかし、計算や式変形はきちんとできる状態なのに問題が解けない場合は
基礎ばかり解いているから点数が取れないのです。
数学で点数を取るためには次の3つが必要です、
①どのように解けばいいかわかること。
②きちんと計算ができること。
③適切な時間配分ができること
①については「解き方が思いつかない。」とか
「数学のセンスがない。」という声をよく耳にします。
「数学のセンス」なんて全く必要ありません。
解き方がわかる=似たような問題を過去に解いたことがあり、それを覚えている。
だけなんです。あくまでも経験値。
こここそが基礎だけやっていても身につかない部分なんです。
これを鍛えなければ点数は上がりません。
これを鍛えるためには、多くの入試問題にあたることが必要でしょう。
計算はできるのに、応用問題ができない生徒さんは、入試問題を中心に
勉強を組み立てましょう。そして、その問題を
どのようにして解いたかを忘れないように繰り返して、頭に
インプットしていくのです。
数学が得意な生徒さんは、センスがあるから解けるのではなく、
数学が好きだからたくさんの問題を
解いているのです。明らかに経験値が高いだけなんです。
だったら、経験値を上げていけばいいだけですよね。