みなさんこんにちは。 明野の塾、進学予備校ウインロード大分明野校の首藤です。
入試問題に関して、最も重要なのは制限時間があるということです。
時間をかければ解ける問題でも、時間内に解けなければ得点にはならないのです。
一番問題なのは、あと少しで解けそうだと思い、切りあげることが
できず、気がついたらすでに30分も使っていた。慌てて残りの問題を解いて
大失敗という例です。
ここで重要なのは、あと少しで解けると思いその問題に固執していることです。
いいですか、考えるべきは総合的に最大の得点を獲得することなのです。
今の自分の実力で、得点できる問題を確実に解いて得点することが最も
重要なのです。では、どこでその問題を切りあげるのか?
5分が限度!一つの問題で5分以内に解決していないのであれば、
次の問題に取り掛かるべきです。
とにかく、全体の中で獲得できる得点をまず先に得点し、
それが終わってから、もう一度その問題に戻れば良いのです。
実はこれには利点があります。
だいたい、問題が途中で頓挫している場合、頭の中で同じ考え方で
何度も繰り返している場合が多く、考え方を変えない限りその問題は
解けないことが多いのです。
一度その問題から離れてもう一度戻ってくると、
一度めには気づけなかった問題の条件の気づいたり、
問題文をもう一度冷静になって読んでみると、別の考え方が浮かんだりします。
同じ問題にずっと時間をかけるより解決の糸口を見つけることができるのです。
もし解けなくても、すでに解ける問題は解いているわけですから、
傷は最小限ですむはずです。
解けそうだから、解きたい。 気持ちは分かりますが
はっきり言います。5分以上かかっているなら解けないのと同じです。
切りあげる勇気も必要なのです。