みなさんこんにちは。明野の塾、進学予備校ウインロード大分明野校の首藤です。


数学の勉強をしている生徒さんを見ていると。わからない問題にむかい、

しばらく考えたまま筆が進まず、時間だけがすぎていることがあります。

「なんで解答を見ないの?」と聞くと、「自分で解かないと意味がない。」

とか「先生に答えを見ないように言われた。」などの答えが返ってきます。

ちょっと考えて見てください。考えてわからないから止まっているのですよ。

時間が無駄に過ぎているだけなのです。すぐに答えを見て不足していた知識や

自分の間違いを訂正して解決すれば同じ時間で次の問題も扱うことができるのです。

すぐに答えを見れば良いということなのですが、ここで大事なことがあります。

答えの見方が重要なのです。ただ単に正誤の確認では全く意味がないのです。

答えを見て

問題文が的確に把握できていなかったのか、考え方が間違っていたのか、

知識が不足していたのか、計算力が足りなかったのか、など自分の問題点を

しっかり分析し、ノートに赤で書き込んで行くのです。

これこそが勉強になっているのです。この時間は全く無駄ではないのです。

答えを見てからの取り組み方が重要だということです。

答えを見ずに1問に30分かけて解けずにいるなら、すぐに答えを見て理解し、

解き直しに10分、再度初めから解き直すのに10分かける方が効率良く勉強ができ

内容が定着することは間違いありません。

受験勉強においては常に制限のある時間をいかに効率良く使うのかを

考えておかねばなりません。あと6ヶ月という厳しい状況下で

結果に繋げていかなければならないのです。

時間を無駄にしないよう、答えをしっかり活用して、本当の勉強に時間を使ってください。