大分からの難関大進学ルート

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国公立大学入試「倍率1.0」「定員割れ」の真実

国公立大学入試「倍率1.0」「定員割れ」の真実

こんにちは。大分理系専門塾WINROAD です。今日のお題は

国公立大学入試の疑問。「倍率1.0、定員割れは全員合格となるのか?」

国公立大学入試で倍率が1.0だった。定員割れだった。そんな夢のような話があるのか?

 

実はあるんですね。

 

もしも自分が出願した大学の学部学科の定員倍率が出願締切時点で 「倍率1.0 」「定員割れ」だったらどう思いますが?

受ける前から「受かった!!」「勉強しなくても、ただ受けに行けば大丈夫!こんなにおいしい話はない!」

と親子共々思う方も多いのではないでしょうか。

この真実に迫っていきましょう。

結論から申し上げます。

 

「倍率1.0 、定員割れだからといって全員合格させる必要はない」ということです。

 

今までも複数の大学でこのような事例がありましたが、直近の2021年度国公立大学入試の事例についてお話しましょう。
とある国公立大学〇〇学部〇〇学科の前期日程。出願締切時点で志願者数はなんと定員ピッタリ。

前期試験当日の受験者数は1名欠席となっておりました。これで実質倍率1.0を切っている状態。

夢のような話ですね。国公立大学で定員割れ。誰も落ちないと羨ましく思う人も多いでしょう。

いよいよ合格発表。受験番号を表示すると同時に、何名が合格したか合計人数の記載もされています。

不合格者数は なんと8名。

この学部学科には後期日程はありません。

欠席者を含めると欠員9名で大学入試の日程を終えることになります。

このような状況になっても欠員補充第2次募集がありますので、ここで優秀な学生を獲得できれば問題ないということです。

倍率1.0、定員割れをしているからといって、無条件で全員合格とはならないことがわかっていただけると思います。

しっかりとした志をもって、一生懸命勉強してきた人に入学してもらいたい

倍率1.0、定員割れに浮かれているような人は目的をはき違えているという大学側のメッセージですね。

「大学入試ってこのような場合、どうなるの?」という疑問はまだまだあると思います。

保護者の皆さまはもちろん、受験生にとっても大切な情報です。この「大学入試の疑問シリーズ」はちょくちょく発信していきますね。

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