持ち合わせている知識で答えを導こうとする

2016.12.31|ウインロード通信 江本のつぶやき


小学生、中学生、高校生の算数や数学を教えてきて、難関大学への進学を可能にする力を身に付けてきた子達に共通しているものがある。
 

・持ち合わせている知識を使って答えを導き出そうとする意志
 

である。具体的には、見たこともない問題を前にした時、すぐに諦めるのではなくこれまで習ってきた様々な知識をフル活用して、強引にでも答えを出そうとする姿勢である。
 

その導き出し方は模範解答とは全く違うもの。遠回りになってしまう解答も多いですが。
 

重要な点は、これまで学習してきた「公式」を丸暗記するだけでは、こんな芸当はできないということである。公式の仕組みを深く理解し、自由自在に操れる力がなければこのレベルには到達できません。
 

新しい公式が出てきた時に
 

「この公式を丸暗記すれば、とりあえず問題は解ける」
 

と考えるか
 

「この公式はどうやって導かれたのだろうか?」
 

と考えるか。
 

この差は思っている以上に大きいですよ。

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