高校数学Ⅲ 出題されやすい単元は?

2017.3.19|ウインロード通信 江本のつぶやき


 

数学Ⅲで出題されやすい単元はあるのか?もちろん全ての単元をしっかり仕上げて入試に臨んで欲しいが・・・出題されやすい単元はある。
数学Ⅲで学ぶ単元は大きく分けて5つである。
 

・複素数平面
・2次曲線
・極限
・微分法
・積分法
 

これから出やすい単元をご紹介しますが、それ以外の分野が出ないわけではないですからね。どの分野が出されても構わないようにしっかり訓練しておきましょう。
 

・複素数平面
・2次曲線
・極限
・微分法
・積分法
 

微分法・積分法は50~60%程度の出題率であり、数Ⅲを受験で使う場合、確実に仕上げておかなければいけない。また、注意しておく必要があるのは新課程から登場した「複素数平面」。近年出題率が上昇しております。一昨年は全体の3%程度。昨年度は20%程度。急激に出題が増えていますね。私は今後も出題は「増加」していくと考えています。(複素数平面は問題を作りやすい。)もう一度言いますが「2次曲線」や「極限」が出題されないとは言っていませんよ。具体的にはそれぞれ6%程度の出題率です。
 

<新課程 複素数平面について>
 

複素数平面の単元を苦手としている人は多いようです。実は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲの全単元の中で「受験生の嫌いな数学の単元は?」の上位にランクインしている。(私自身はかなり好きな単元ですね)初学段階では複素数平面の考え方に慣れていないため「解きにくい」「イメージしにくい」など違和感がある。それが苦手意識を持つきっかけとなるのかもしれません。
1回授業を聞いたくらいで、チョロっと問題演習をしたくらいでできるようにはなりませんよ。上塗りするように何回も「演習⇔やり直し」をすることによって少しずつ根っこの部分がわかってくる。
 

一気に解決しよう、一日で全部理解しようとするから挫折する。「今日の勉強でわからない部分を一つだけ解決しよう」その積み重ねこそが重要なのです。

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