2020年度 大学入試改革 暫定スタート その内容は?

2017.11.5|ウインロード通信


 

現在の中3生達が大学入試を迎える年に、大学入試改革が暫定スタートします。高校の教科書は今年度の高1生から改訂が入っています。内容はこれまでと変わることもありませんでした。今までと同じ内容で学習を進めていくため、大学入試改革を本格的にスタートするのは難しいだろうという配慮から、2020年度は暫定スタートという形を取ることになったようです。
 

これまでの大学入試とは評価方法も変わってきますので、しっかり調べていくことが大切です。保護者の方達のサポートもこれまで以上に必要になってくるでしょう。
 

では、具体的にどんなことが変わるのか?
 

<大学入学共通テスト>
 

実施期日はセンター試験と同様です。1月中旬に2日間にわたって実施されます。これまでのセンター試験と大きく変わる科目は「数学」と「国語」です。
 

【数学】
 

「数学Ⅰ」及び「数学Ⅰ・A」の出題には記述式問題を含む。数学Ⅰ、数学Ⅰ・Aの記述式問題の出題範囲は「数学Ⅰ」とする。
 

試験時間はマーク式問題と合わせて70分程度と想定している。
 

「証明問題」は出題されない。
 

社会や実生活との関連で数学を捉えることも必要となってくる。
 

【国語】
 

「国語」の出題には記述式問題を含む(古文・漢文を除く。)
 

記述式問題は80~120字程度のものを含め3問程度の出題。
 

試験時間はマーク式問題と合わせて100分程度を想定している。
 

自由度の高い問題は出題されない。
 

こんなところでしょうか。しかし、この大改革の目玉である「英語」はいったいどうなっているのでしょうか?
 

次回は「2020年度 大学入試改革 英語はどうなるのか?」

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