「受験生を応援する」と言っても一体何をしていけばいいのだろう?
と考えている保護者の方は多いのではないでしょうか?
・家庭学習をしっかり管理する
・子供がわからない問題を保護者自らが指導する
・塾の送り迎え
・風邪を引かないように体調管理する
考えれば上記のような内容が頭に浮かんでくるかもしれません。しかし、現実にはなかなか難しいことも多いですよね。
そこで1つ。これだけでも「効果抜群!!」というとっておきの方法があります。
それは「朝食を食べる習慣をつくる」ことです。
国立教育政策研究所が「全国学力・学習状況調査」を行いました。
そのデータにより、毎日きちんと朝食を取る習慣がある子達は、朝食を全く食べない子達よりも「正答率が高い」ことが判明しました。
<基本問題>
朝食を食べる子達 79.1点
朝食を食べない子達 65.0点
<応用問題>
朝食を食べる子達 77.1点
朝食を食べない子達 58.2点
基本問題、応用問題共に大きな差があるのが容易にわかると思います。
特に朝食を全く食べない(無摂取)子達は集中力を大きく欠いている状態が長く続きます。また、朝食をきちんと食べる子達の集中力を常に下回ります。
おにぎりのような簡単な食事で済ませてしまう朝食も、全く食べない状態とほとんど変わらないこともわかっています。「バランスの良い朝食」こそが集中力を大きく高める重要なポイントなのです。
さらに「朝食習慣がある子達の第一志望合格率が最も高い」こともわかってきたようです。
「朝食習慣の確立」は保護者の方達しかできない、最も効果的な受験生のサポート方法だと私は思います。
コメントはありません。