別府市の中学生の皆さん、こんにちは。ウインロード荘園校の西村です。
1学期の期末テストまで約1か月です。最近質問の多い内容について書いておきます。
例題:塩化アンモニウムNH4Clと水酸化バリウムBa(OH)2を混ぜると、塩化バリウムBaCl2と水ができ、アンモニアが発生する。この反応を化学反応式で表せ。
理由
①反応前後の原子の数を合わせれない
②化学式が分からない
③化学反応でどういう物質がどういう物質に化学変化するのかが分からない
④そもそも元素記号を覚えていない
勉強には「理解」しなければいけない部分と、「記憶(暗記)」
しなければならない部分があります。
①は「理解」の要素が強く、②③④は「記憶」の要素が強いと思います。
以前も少し触れましたが、できない理由をきちんと分析し対策しないといけません。
なので、自分が①~④のどこに位置するのかで、やるべきことが変わってきます。
成績上位の生徒たちはこの分析を自身で行い、対策を取ります。
私たちは、分析と対策が間違っていなければそのまま進めさせますが、
分析と対策が間違っていたり、自身でできない生徒には、私たちの分析を提示し、
対策案をアドバイスします。
この「分析力」「対策力」を育め、更に多くの演習量を確保するために、
私たちがたどり着いたスタイルこそが、まさに「管理演習」だったのです。
これは、なにも理科に限ったことではなく、多くの教科に共通する部分があります。
中学2年生の1学期の理科は、多くの生徒がこの化学の分野でつまづきます。
まだ期末テスト(※)には間に合いますので、是非この「分析」と「対策」に挑戦してください。
やり直しの有効性を高め、復習の効率化を図る事ができると思いますよ。
(※対象中学校:青山中学・朝日中学・北部中学・中部中学・鶴見台中学・別府西中学・明豊中学・東山中学・向陽中学)
コメントはありません。