子供は十人十色 新学習指導要領 ➁個別最適な学び 協働的な学び

2021.11.18|ウインロード通信

別府市・大分市の小学生、中学生の保護者の皆

 

様、こんにちは。進学予備校ウインロードです。

 

新指導要領で謳われている個別最適な学び

 

とは、どんなものでしょうか?

 

 


「個別最適」という言葉は、2018年から教育業界で急浮上してきた言葉です。Society5.0への対応に政府全体で取り組む中、どのような人材を育てていけばよいかを文部科学相の下、省内で検討した結果同年6月の「Society5.0に向けた人材育成~社会が変わる、学びが変わる~」で出てきたのが「公正に個別最適化された学び」でした。

急速に発展する人工知能(AI)に仕事を奪われるのではなく、AIを使いこなせるような人材を育てなければいけないという問題意識からです。

 

2021年答申では、「個別最適な学び」について、「指導の個別化」と「学習の個性化」に整理されました。それによると、子供一人一人の特性や学習進度、学習到達度等に応じ、指導方法・教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行う「指導の個別化」が必要であり、教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、子供自身が学習が最適となるよう調整する「学習の個性化」も必要であるとされています。

 

「指導の個別化」は一定の目標を全ての児童生徒が達成することを目指し、「学習の個性化」は個々の児童生徒の興味・関心等に応じた異なる目標に向けて、学習を深め、広げることを掲げています。

 

この「指導の個別化」と「学習の個性化」を学習者視点から整理した概念が「個別最適な学び」だと結ばれています。

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