中学入学準備-割合の考え方

2021.11.30|ウインロード通信

別府市・大分市の小学生の保護者の皆様、こんに

 

ちは。進学予備校ウインロードです。

 

今日は、割合の考え方についてお伝えします



日頃の買い物でもよく見かける「2割引き」「30%off」などの表示は、割合そのものですが、通常価格でも「単価」を考えて、どちらが安いかを考えようとした事はありませんか。例えば、同じメーカーの同じ種類の商品500g入り480円の(大)と300g入り285円の(小)があった場合、どちらが割安になるでしょう?

 

一般的には、量が多くなるほど割安になるのですが、この例では
\(\displaystyle\frac{480円}{500g}=\frac{96円}{100g}\) と \(\displaystyle\frac{285円}{300g}=\frac{95円}{100g}\) の計算から、同じ100g当たりの値段が安い(小)の方が割安だと分かります。

 

日常生活にも馴染みのある、こういった考え方は、小学5年生の算数「割合」で習います。比べる量、もとになる量、割合の三者の関係を学ぶのですが、この分野があやふやなまま中学生になるお子様が、かなり多いようです。

 

Q1:定価2000円のケーキを30%引きで売るとき、割引後の価格はいくらになりますか。

Q2:ある会社の缶詰は、今年から内容量が20%増量して180gで販売されています。昨年までの内容量

   は何gですか。

 

Q1の正答率:中1 73.1%  中2 75.8%  中3 81.4%

Q2の正答率:中1 23.1%  中2 25.3%  中3 44.9%

 

これは、2019年に静岡県内の公立中学校の生徒を対象に行われた調査結果の抜粋ですが、大分県でも大差ないでしょう。

 

小学校では、文章題を解くことが重要ですが、中学校では同じような問題を方程式で解くように変わります。中学入学前に頑張って文章題を極めても、中学の数学では残念ながら役に立ちにくいのです。

 

では、中学入学に向けて何をするべきか。最も重要なのは、「分数や割合の考え方を身に付けること」「計算が正確に速くできること」です。

 

ウインロードでは、随時、小学生対象の体験授業を受け付けております。ご興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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