読解力がないと国語は苦しい。

2022.12.3|ウインロード通信

こんにちは。別府市内の小学生・中学生・高校生の保護者様へ

進学予備校ウインロード 佐藤です。

 

読解力がないと

国語は苦しいのか。


国語が苦手な子の共通点に、「言葉を正しく理解できていない」が、多く見られます。

多くの国語の答えは、問題文の中に隠されています。

そのため、正解するためには筆者や出題者の意図を読み解き、最適な答えを見つけ出す力が

必要不可欠です。この《見つけ出す能力》こそが最も重要な【読解力】となります。

読解力の強さは必ず点数に大きく影響するので、しっかりと準備していかなければなりません。

しかし、ほとんどの学生が自分の力で読解力を学ぶことが出来ません。学校の授業でもなかなか

扱わないので最終的に後回しにするか、そのまま放置してしまいます。

少しでも対策するのであれば、以下の点に注意してみることをお勧めします。

 

読解力が足りなくなる要因とは

 

①読書量の不足 ⇒ 語彙力低下

新聞や本を読む機会が減り、語彙力が低下したことが考えられます。

ネットが普及する以前は「読書」が、人気娯楽のひとつであり当たり前に親しまれていました。

新しい知識を手軽に手に入れることのできる楽しいツールだったのですが、現在は、読書によ

る知識を得る楽しさよりも、スマホ・ゲーム・動画などに取って代わられ読書の機会が圧倒的に

少なくなってしまいました。

文字に触れる機会の減少は、そのまま語彙力の低下をあらわし、今度は低下することで文字に

対する拒絶感が生まれ、思考力や読解力をさらに低下させるという悪循環に陥ってしまいます。

 

②正しい日本語に触れる機会の減少

インターネットの便利さやSNSの普及により、情報の早さが重視される文章が生まれ

正しい日本語ではない不完全文章に触れる機会が多くなってきています。

小説・新聞・雑誌などでは、基本的に「書き言葉」で書かれていますが、SNSでは

ほとんどの場合「話し言葉」です。

2つには異なった性質があるのですが、混ざってしまっている文章も世の中に多く出始めています。

・「書き言葉」正しい言葉遣い

・「話し言葉」時代にあわせて変化する言葉

 

「い抜き言葉」「ら抜き言葉」は、話し言葉の代表例として挙げられます。

日常で当たり前のように使われていますが、書き言葉として使うのは相応しくなく

日頃から口にしている言葉も、文章として間違っている言葉が存在しています。

こうした違いを理解せずに、話し言葉で文章を書いてしまうケースが近年増えてきており、

これを、普段からSNSなどを利用して触れていると、間違った文章に違和感を覚えることが

できず。正しい言葉としてインプットされてしまいます。

 


「国語」は本当に奥が深い教科になります、しかし、日々の積み重ねにより誰でも克服できる

ものと考えております。

 

《2022年4月》「国語読解力講座 思考の国語」受講者

中学3年生の生徒から国語に関する相談がありました。

「点数が取れるときと、取れないときの差が大きくて安定しない」といった悩みでした。

早速、現状を確認し対策に入ることのしました。その結果が以下の通りになります。

 

4月校内テスト 39点/60点(34位)

6月1学期期末  82点/100点(19位)

7月校内模試  33点/60点(34位)

8月校内テスト 32点/60点(18位)

10月中間テスト 90点/100点(25位)

11月校内模試 48点/60点(13位)

11月2学期期末 94点/100点(1位

1位を取るまでに7ヶ月かかりました。

 

経過を見てもらうと少しずつ安定感が増していることがわかるとおもいます。

《自分にあったレベルの問題》を《しっかりと取り組み》その後に《分析する》

基本はこの流れです。合間には語彙力・漢字・常識力など細かな知識を挟み込み仕上げていきました。

 

国語でお困りの方は無料体験授業をご利用下さい。

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