2024年度から英検®の試験内容がリニューアル
《最新情報》
2024年度から
英検®の試験内容が
リニューアル
日本英語検定協会のサイトには「新たな英語能力観を反映した出題形式を取り入れてリニューアル」と、記載されています。
《対象級》
リニューアルされる級は1級から3級
《なぜ？》
現行の学習指導要領で「外国語」で求められている「複数の技能を統合した言語活動の充実を図ること」「知識や技能の習得だけでなく、コミュニケーションを行う目的や場面、状況等に応じた言語の運用を考える中で思考力、判断力、表現力の育成」を踏まえ、新しい英語能力観を反映するようリニューアルする必要がある、と発表しています。
変更内容
2級・準1級・1級
2級以上の試験時間の変更はありません。
ただし語彙問題と長文読解の設問が減り、writing問題を1題から2題に増やされます。
また今実施されている「意見論述」に加え、新たに要約問題が入ります。
準1級では受験者へ意見を問う質問が入ります。
「覚えて詰め込む」英語学習から変化しそうです。
難化するのはwritingです。英語を正しく読み解き、自分の意見を英語で書いて伝える力が
問われます。以前に比べ、より英語を理解し文章を組み立てるスキルが必要とされます。
3級・準2級
3級と準2級では「意見論述」の問題に加えて、 Eメール問題が追加出題されます。
試験時間は3級15分延長・準2級5分延長
準2級では語彙問題と、長文読解で出されていた設問が減ります。
覚えることが効果的だった英検対策から、英語で自分を表現する力を確かめられる試験へ
変化しています。
《変更時期》
2024年度1回目予定とされています。
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