【講師視点】成績が上がりにくい理由|別府市・大分市の学習塾

2024.1.23|ウインロード通信

別府市・大分市の学習塾 進学予備校ウインロードの西村です。

勉強しているのに、成績が思うように上がらない。

そんなお悩みを抱えていませんか。

問題集を変えても、塾を変えても、

その悩みは解決しないかもしれません。


小学生から中学生にかけて言うと、技術的なことよりもまずメンタル的な要素が大きく影響し、

頭の良し悪しはさほど関係ないと感じます。

そもそも、

 

・成績を上げたいと思っていない

 

とか、

 

・問題が解けるようになりたいと思っていない

 

つまり必要性を感じていないと、入りが著しく悪くなります。

その場合、時間的な効率は非常に悪くなり、時間をかけて勉強している割には、覚えが悪く

結果に結びつかないという事が多くあります。
しかし、本人はそれを何とも思っていないので、意味のない勉強という時間を

割きたくないと思い始め、悪循環が完成します。
この場合、塾に通ったとしても、行きたくないとこに行かされて、やりたくないことを

無理やりさせられているだけなので、費用対効果は低くなります。

 

小学生の場合、クイズの延長として楽しみながらいろいろなことを覚えるという事や、

パズルのように考えながら成功体験を積むことが必要だと思います。
練習をすると、できるようになるという実体験から、新たなことにもチャレンジして

みようかという思いが沸き上がります。

知的好奇心をくすぐるように誘導するといいのかもしれません。

 

中学生になると、人と比べられ優劣がつけられます。
負けん気の強さがあると、友人をライバル視して、勉強を始める子も一定数います。
この辺りから、

 

・目標が設定されていない

 

という事が、学習に向かう気力をそいでしまうことが起こり始めます。

何のために、こんな面倒くさいことをしなければいけないのか、今が楽しければいいじゃないかという

 

・自分への甘さ

 

が出てきます。
自分の将来が明確にイメージできていないと、どう努力すればいいのかさえ分かりません。

いろいろな職業を見聞きし、あこがれの存在を見つけることが必要です。

それには、

 

・経験値

 

を高める必要があります。

 

ここまでくれば、あとは技術的なことでカバーできるようになります。
逆を言うと、こういったところまで自分を持ってこれないと、

何をやっても結果が思うように出ないという事になるのではないかと思います。

 

中学時代までに十分準備が整えば、あとはテクニックを身に着けていくフェーズに入ります。

 

・十分な学習時間が確保されているか

・自分の学習方法が確立できているか

・自分に合ったレベルの問題集を解いているか

・自分の力量を正確に把握できているか

 

など、たくさんのことが絡み合ってきますので、テクニックがカバーできるのは

全体の数%ぐらいだと感じます。それ以前の方が、よほど重要だという事は

ご理解いただけるのではないかと思います。

 

周囲の経験者からの、

 

・アドバイスを素直に受け入れ

・自分に都合のいいことばかりに目を向けない

 

ということが、高校時代を充実させて、目標を達成させるための必須条件になります。

目標を達成した人の足跡をトレースすることが、最短ルートです。

 

このことに気が付くまでに時間がかかってしまうと、

残された時間での学習密度がどんどんと濃くなっていく、

もしくは、最高到達点が低くなってくるという事になってしまいます。

 

最終的に、頭の良し悪しというのは、一つ一つに対する処理能力の高さの違いという風に

言い換えることができると思うので、普段から学習密度の濃い時間が過ごせていたり、

最高到達点を高く維持できたりするという事だと思います。

地頭の良さが、色々なことをカバー出来ているというだけで、上に挙げたそもそものところに

意識を向けると、それだけで成績は驚くように上がっていくと思います。

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