効果が「見える」まで努力できるか

2024.8.27|ウインロード通信


こんにちは。進学予備校ウインロード別府校です。

 

 

大学入学共通テスト、大学入試

英語の点数を伸ばすために一番必要なものは何ですか?

 

よくある高校生からの質問です。

 

明らかな答えは1つ「英単語を覚えること」ですね。できていなければ絶対です。

 

しかし、この英単語を覚える作業は短期間で行うとなるとかなりの根気を必要とします。

途中で「もっと楽な方法があるんじゃないか・・・」と思い始めると、もう本当に大変です。

挫折する人も多いと思います。だから、できない人は管理してもらうしかありません。

 

 

今回は、そんな根気の要る作業を、徹底管理のもと必死に頑張ってきた高校生がいます。

英語はかなり苦手です。

 

講師が指定した単語帳の指定個数までなんとか覚えてしまおうと奮闘していました。

指定語数の約3分の2を覚えてしまったところで、共通テストマーク模試を受験。

 

 

受験後、感想を聞いてみました。

 

「先生、それが英文を読めるようになっていたんですよね。

覚えた単語がかなり出ていて。

残りの3分の1を覚えるのが楽しみになってきました。

文法なんてまだ全然わからないのに・・・(笑)」

間違いなくこの子は指定語数まで完璧に覚えてしまうでしょう。

しかもこれまで暗記に費やしてきた時間よりも少ない時間で。

 

積み重ねてきた努力が実際の試験で効果を発揮したという実感はやる気を育みます。

完成までそう遠くはないでしょう。

効果が「見える」ところまで努力できたからですね。

そこまでの努力ができる人は、今後、恐ろしい伸びを見せる。

 

結果が見えない時に我慢して乗り越えられるか。

恐らく大半の人が結果の見えない努力に挫折し、他の勉強法を探そうとするはずです。

努力が実る方法を教えたとしても、そのキツさ故にあえて他の道を探そうとする人は多くいます。

秋以降に伸びがない人は「見えるところまで」の努力が足りなかった人です。

そうなってしまうと、いつまでも半信半疑で勉強することになり、

受験前も新たな勉強法を永遠に探し続けてしまうのです。

 

 

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