目標とは「行動がもたらす結果をどのようなものにするか」ということである。つまり、勉強や練習の先に具体的な成果を期待して設定するものだ。より高みを目指して設定しても良いし、現状維持と設定しても問題ないわけだ。しかし、目標というものは大抵「現状よりも成長した姿をイメージして設定」される。
前回のテストでは10番以内に入ることができた。では、次回のテストでは20番以内を目標にしようということにはならないと思う。次は5番以内。達成できたら3番以内。徐々にハードルをあげていくのが普通である。
しかし、いつまで経っても同じ目標を掲げ、実現できない人達がいます。目標を達成するためにはどうしても「苦痛」と「忍耐」が伴うからです。達成したことがある人はその意味が理解できると思います。目標達成の最初のステップは「それが当然のことだと受け止めること」です。
受け止めることができた人は「目標達成モード」へと行動を切り替えていきます。あらゆる雑念を排除し、優先順位が高くなっていく。もうそのことしか考えないで毎日を過ごすようになっていきます。それは、わかっているからなんですね。現状のままでは実現することはないということが。目標は掲げて想い続けるだけでは到達できないのです。行動を起こさない限り。
私が今まで見てきた生徒達で、目標を達成できた子達は例外なく「行動すること」に集中していた。片手間でどうにかなるものではありません。
「目標達成モード」は自分にとってどんなものなのか?今のうちに絶対に経験しておいてほしいですね。目標に対してどれだけ情熱を傾ければ実現できるのか?実感しやすいのは学生生活を送っている「今」です。
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