大分舞鶴高校のOB達が注目する「第92回全国高校ラグビー大会」が12月27日に花園ラグビー場で開幕する。
卒業してからも、母校の活躍はやはり気になるところ・・・・スポーツ関係は特に(笑)
12月27日から1月7日は、テレビ放送される花園での試合に釘付けになってしまう。しかし、社会人になってからは流石に全試合観戦するのは相当キツイ。
今はネット配信で試合を観戦できるので便利になったものだ。テレビで見れなくてもネットで観戦!今年も応援したいと思う。
ラグビーはルールが難しい・・・初めて見る人はなんで笛が吹かれたのか?なぜ相手ボールになっているのか?がわからない。
最初はつまらないかもしれないけれども、何試合か見ているとルールが大体分かってくる。ここまで来ると見ていて結構面白い。もしも見る機会があったらぜひ見てくださいね。
大分舞鶴高校のラグビー部と言えば・・・・そう、今回のタイトルにもなっている
「ノーサイド」
“ノーサイド”はラグビー用語で試合終了のこと。
試合が終わると敵側・味方側がなくなるということでそう呼ばれているようです。
「大分舞鶴高校ラグビー部」と「ノーサイド」
実は、深い関係があるのです。
今年、ラグビーの試合をちょっと見てみようかなぁと思っている人!こんなエピソードを知った上で見るとさらに面白くなるかも。
随分昔の話になります。
時は1984年1月7日。第63回全国ラグビー選手権大会決勝。
大分舞鶴高校 VS 天理高校
ノーサイド直前、大分舞鶴が奇跡のトライで16対18と追い上げ、ゴールが決まれば同点 という場面。
キッカーは大分舞鶴高校ラグビー部主将・福浦選手。場所はゴールポストに向かって、左40度の位置。「キックの名手・福浦」として有名だった彼にとって決して難しいキックではない。
福浦選手以外の選手達が祈るように見守る中・・・・
最後のゴールキックが宙を舞う
彼にとって決して難しいキックではなかったが、ボールは無情にもゴール左にそれた・・・・
同時に「ノーサイド」の笛が。
福浦選手はがっくりと肩を落とし、泣き崩れた
この試合を見ていたのが、あの 松任谷由実さん
この激戦に感動し、「NOSIDE」という曲が生まれたのだ。
試合後、福浦選手を訪ねて
「この試合をモデルに曲を書かせて欲しい」
と申し出てきたという話です。
この曲は高校時代、音楽の授業で歌ったのを覚えている。
音楽の教科書にも掲載されているほど有名な曲だ。
そして、このエピソードは当時の音楽の先生に教えてもらったものだ。
実はこの話にはもう一つ感動エピソードがあるのです。
決勝戦当日、福浦選手は大学入試の試験日と重なっていたという話。
出場できなかったはずの決勝戦
チームも福浦抜きの作戦を練っていたらしい。
しかし、大学側が福浦選手だけ試験時間をずらし、決勝戦に出場できるように配慮。大学側に「決勝に出れるようになんとか配慮できないか?」と全国のラグビーファンから電話が殺到していたらしい。
こうして福浦選手は決勝の舞台に立っていたのだ。
音楽の時間に先生が話してくれた感動エピソード
先生の話し方もうまかったのか、この話に感動して涙を流していた女子生徒も。
舞鶴高校で語り継がれる 「ノーサイド」 の話でした。
今年も胸を張って頑張ってきて下さいね!応援しています!
代表 江本
コメントはありません。