成績がなかなか伸びない子の特徴のひとつ
「テスト範囲を1周終わらせるのが遅い」
当然だが、成績がいい子ほど1周終わるのが早い。
それを証明してくれているのがビッグバン!!の「報告義務」である。テスト範囲の勉強が一通り終わった子達は報告に来るように言ってある。やはり成績上位生達から私たちのもとへやってくる。
そうは言っても、いきなり成績上位生と同じスピードと質で勝負しようとしても難しい。これまでの経験値が違いすぎる。しかし、なんとかついていかないといつまで経っても成績が伸びることはない・・・。
では、スピードで勝てない分をどこで補えばいいのか?
それは「時間を確保」するしかないのです。成績上位生が1時間で終わる量を、1時間でダメなら2時間、2時間でダメなら3時間確保すればいい。とにかく彼らがやっている「勉強量」に絶対に負けてはいけない。
勉強時間ではないですよ。「勉強量」です。
彼らと同じ時間勉強したとしても、問題を解く「スピード」や「質」は成績上位生のほうが圧倒的に上だ。勉強量では完全に負けてしまう。もっと成績を伸ばしたいと思うのならば、彼らよりも勉強時間を増やして最低限、同等以上の勉強量を確保したい。
「勉強の仕方がわからない」だからそれを教えて欲しい。これは勉強の質を意識した考え方だと私は思います。
教えてもすぐに使いこなせるようにはならないでしょう。仕事の仕方がわからない新入社員に口頭で説明するだけで技術を身につけさせて、すぐに玄人と同じ仕事量をこなせるようになれるはずがありません。きっと「技術は実戦の中で学べ。先輩から盗め。」と言うでしょう。使いこなせるようになるには時間もかかるはずです。
成績上位生は勉強に関して言えば「玄人」です。彼らの勉強法(技術)を自分のものにするには実戦の中でしかできないと思います。時間をかけて彼らと同じ勉強量を経験しなければ勉強の仕方は本当にわからないでしょう。
まだテスト範囲を1周も終わっていない人は、ビッグバン!!の中でテスト範囲のワーク類を早々と終わらせている人達を見て、何も感じませんかね?
今持ち合わせている力に対して「勉強時間が足りていない」ことに気づいていますか?
終わらないのであれば家でも進める。
家でできないのであれば塾に早めに来て進める。
すでに終わらせている人達に遅れをとることは成績が伸びないことを意味します。
また、事情があってビッグバン!!に来れない日がある人。当然、家でテスト勉強を進めているはずですよね?進んでいないとおかしいですよ。ビッグバン!!に来れない日があるのならば、それ相当の勉強量を確保すべきだ。
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