自分で勉強できる力を①

2016.2.24|江本のつぶやき


「問題集と解答は必ずセットで持ち歩く」

 

これは当塾のルールである。また、間違えた問題、わからなかった問題をすぐに質問に来るのではなく、まずは「解答・解説をしっかり読んで解決する」ように指導しております。

 

「すぐに質問対応する」というのは、生徒や保護者の方にとってすごくありがたいことだと思います。しかし「わからない問題を誰かに頼らなければ解決できない」というのは後々、大きな損失を生み出します。

 

例えば、今回の学年末テスト。青山中1のテスト範囲はものすごく広いですよね?

 

「全部わからない」ということで先生に教えてもらうのを待っていては、全範囲勉強するのは絶対に不可能です。範囲が広くなると生徒自身が持ち合わせている力が問われることになります。「自学力」です。広範囲のテストになればなるほどその力が絶対に必要です。自分で解答・解説を読み解きながら学習を進めていける子達は、こんなに広いテスト範囲でも繰り返し勉強できている。

 

今時点では損失の部分がはっきりと見えてこないかもしれません。「自分で勉強できる力」が必要だと顕著にわかるのが高校入試や大学入試である。

 

受験勉強が合格へとしっかり結びつく、成績がどんどん伸びていく子達の共通点は「自力で解答・解説を読み解き、勉強を進めていける」ということだ。質問に来るのは解答・解説を読んでもわからないものだけである。加えて、質問に来る回数がかなり少ないうえ、数秒で解決することが多い。質問の仕方が具体的であるため、教える側が疑問点を瞬時に見抜けるからだ。

 

つづく

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