数学を得点源にするトレーニング法

2016.4.13|江本のつぶやき


数学で高得点を獲る。

 

つまり、得点源として活躍する科目にまで仕上げるために

 

何をしていけばいいのか?

 

数学はセンスが必要な科目と思っている方が多いと思います。もちろん、それが必要になる問題もあります。

 

しかし、教科書に載っている数学の知識や解法は、繰り返し学習することにより、誰でも身につけられるものばかりです。

 

数学の絶対に外してはいけないトレーニング法

 

・一度解いた問題を自分の力で必ず解き直すこと

 

・筋道を立てて途中経過を書くこと

 

これを実行する、しないで数学力に大きな影響を及ぼします。

 

「なんだ・・・そんなことか」

 

と思っているかもしれませんが、私はこれが出来ている子は必ず数学が得点源になっていると思います。

 

例えば、学校の授業で取り扱った問題、あるいは塾の授業で取り扱った問題をもう一度解いてみましょう。

 

その時の条件として、「教科書に載っている解法」や「ノートに取っている解法」を見ながら解かないでください。

 

問題・筆記用具・解法の途中経過を書くノート

 

これだけです。

 

さて、解けましたか?

 

途中経過をきちんと書いた上で正解した場合は「とりあえず」合格です。

 

解けなかった場合は、まだ自力で解くことが不可能だということです。

 

数字を変えているわけでもなく、文章を変化させているわけでもない問題を。

 

授業で説明を受けた時はわかっていた問題。それなのに・・・

 

「一度解けたはずの問題が解けない・・・・」

 

この積み重ねこそ、数学を苦手科目へ導いていく諸悪の根源である。

 

数学ができるようにならないのは、この部分の改善を疎かにしてきただけの話である。

 

「塾に通い始めたのに、数学がなかなかできるようにならない・・・」というのは「一度解けたはずの問題が解けない・・・」という習慣が改善されていないことに集約されます。

 

解けなかった場合は、教科書の解法や学校や塾で取ったノートをもう一度見直しましょう。

 

じっくりと解答・解説を読んでからもう一度チャレンジして下さい。

 

(問題を解くときは解答・解説は伏せてから解いてください。見ながらはダメですよ。)

 

何も見ないで解けるようになるまで何度も繰り返してください。

 

さて、ここで終わっていてはまだ伸びは期待できません。

 

「とりあえず」合格なのです。

 

次の日で構わないのでもう一度同じようにチャレンジして下さい。

 

何も見ずに解けましたか?

 

いきなり問題を解き始めて正解ならば「最終合格」にかなり近づきました。

 

解けなければ、また教科書やノートを見直して、再チャレンジしてください。

 

時間を開けて、いきなり問題を見ても「解ける」ようになるまで頑張ってください。

 

さて、私の言う最終合格の基準とは・・・

 

「自分以外の人に解法を説明できるようになること」である。

 

数学が得意な子は、友達に数学を教えていますよね?

 

「なぜ?」を説明できる力は基礎知識の理解度が高くなければ不可能だからです。

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