★COD(化学的酸素要求量)
現在、国公立大学2次試験対策、私立大学の試験対策を行っております。
連日、化学の対策に奮闘中の江本です。受験生たちは毎日問題演習に励んでいます。
そして、高3生達からよく来る質問がこれ、「COD化学的酸素要求量」の問題。
これはいったい何?教科書に載っているところを見たことがない。
しかし、入試では頻出ですよ!
湖沼や河川の環境指標としては非常に有名なものが、このCODです。
分野としては酸化還元反応。その応用問題にあたる。
ちょっとだけ説明を
CODとは「Chemical Oxygen Demand」の略で、意味は「化学的酸素要求量」という。
日本工業規格で定められた「水質汚染指標」の一つとして知られている。
水中の有機物を酸化分解するために必要な酸素の量を計算する問題である。
単位は「mg/L」
つまり、この値が大きいということは、水中の酸素を消費してしまう可能性が高くなるということ。
水中の生物に与える影響が大きいのがわかりますね。
そんなに難しい問題ではないので、マスターしてぜひ得点源にしてもらいたいところだ。