反射波(自由端反射と固定端反射)| 大分市 別府市 物理に強い塾

2019.7.5|ウインロード通信 江本のつぶやき


 
反射波の理解は重要だ。
 

十分理解していると思いますが「物理基礎」での理解不足はそのまま「物理」に影響します。
 

物理基礎なくして物理を習得するのは不可能。
 

例えば今回のトピックである反射波のことが解っていなければ、弦の振動、気柱の振動、くさび形空気層による光の干渉、ニュートンリングといった物理現象を理解できなくなってしまいます。
 

(自由端反射)→ 山山反射、谷谷反射
 

例えば海の波。防波堤にぶつかる波を想像しましょう。壁の位置で水面は上がったり下がったりしていますよね。つまり、波が伝わる水は壁の位置で自由に動ける。この状態で波が反射することを自由端反射と呼びます。
 

「山」でぶつかれば「山」で反射する
 

「谷」でぶつかれば「谷」で反射する
 

「位相はそのまま」ということになります。

 

(固定端反射)→ 山谷反射、谷山反射
 

壁に結び付けられたロープを想像しましょう。この状態でもロープを振ると波が発生します。ロープが結び付けられた壁の位置ではどの瞬間を見ても壁に結び付けられた箇所は動けません。この状態で生じる反射波を固定端反射と呼びます。
 

「山」でぶつかれば「谷」で反射する
 

「谷」でぶつかれば「山」で反射する
 

「位相が π ずれる」ということになります。

 

位相が「そのまま」なのか「πずれる」のか・・・
 

物理でも大活躍してくれますよ。

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