エビングハウスの忘却曲線

2019.9.25|ウインロード通信


「エビングハウスの忘却曲線」って知っていますか?

 

人間の「忘れる」スピードを科学的に解明したものである。

 

それでは人間の記憶はいったいどれくらいもつのでしょうか?

たった今、完全に覚えてしまった記憶率を100%とする。

 

さて、20分後にはいったい何パーセントになっていると思いますか?

 

 

すでに記憶率58%になっているのです。

 

 

驚きですよね。記憶が半分なくなるのに20分しかかからないのです。恐ろしいスピードですよね。

 

 

1時間後には、記憶率は44%になっています。

 

 

少し緩やかになってきましたね。でも、ここまではなんか取り戻せそうですよね、暗記しなおせば。

 

 

では、1日(24時間後)の記憶どうなっているのでしょう?

 

 

記憶率は26%

 

なんと、たった1日で74%も忘れてしまうのです。

 

 

その意味があまりよくわからないという方へ

 

 

1ヶ月後は

 

記憶率21%になります。

 

 

79%も忘れているのです。

 

 

1日後に忘れている量と1ヵ月後に忘れている量に注目してください。わずか4%ですが、その数字の内容を考えてみるとどうでしょうか?「昨日のことを思い出す」と「1ヶ月前のことを思い出す」を比べるともちろん「昨日のこと」のほうが簡単ですよね?

1%がどれだけ重みがあるか実感できると思います。

 

塾で授業を受けさえすれば忘却曲線が緩やかになるなんてことはあり得ません。

だから復習が必要だし、反復が必要なのです。宿題をしてこなかったら、次の週には「フリダシ」に戻っているのは間違いないですよね?

 

もちろん、自分にとってインパクトのある語句や覚えやすい言葉はこの限りではない。一発で永遠に忘れない記憶となってしまうこともあるでしょう。しかし、それってわずかなものですよね。ほとんどの記憶が失われる対象となるはず。

 

 

忘却曲線のことを考えると、勉強は「効率」も大切!

 

よく机に向かっているが、成績が思うように上がらないということがよくあるが、勉強の効率化ができていないのだ。なかなか成績が・・・という人は一度自分の勉強の仕方を見つめなおして欲しい。自分の周りにいる「できる人」がどんな風に勉強しているのか、観察してみるのもいいだろう。自分の勉強の仕方とどこが違うのか?僕のこれまでの経験上、それはほんのわずかな違いである。

違いに気づき、自分のやり方に少し工夫するだけで、一気に成績が上がるなんてことも珍しくない。

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