こんにちは。別府市内の小学生・中学生・高校生の保護者様へ
進学予備校ウインロード 佐藤です。
今回は、小学生・中学生・高校生と年齢、学年問わずに困ってしまう「国語」にスポットをあてたいと思います。
「国語」の点数UPにはいったい何が必要なのか綴ってまいります。
「国語力」とは?
文部科学省は「これからの時代に求められる国語力」として2つの領域を挙げています。
①「言語を中心とした情報を処理・操作する領域」
②「国語の知識や教養・価値観・感性などの領域」
国語力はこの2つが影響し合い構成しています。
①「言語を中心とした情報を処理・操作する領域」
・思考力
・情緒力(気持ちや作品の内容を感じ取ったり感動したりできる力)
・表現力
・想像力
4つから成り立っており、「国語力の中核」となっています。
「言語能力」は、情緒力の領域です。微妙な意味の違いを感じ取る部分になります。
そして、①「言語を中心とした情報を処理・操作する領域」が働く基盤となるものが、
②「国語の知識や教養・価値観・感性などの領域」です。
・国語の知識(語彙・漢字・文法・慣用句など)
このように一言で「国語力」といっても多くの要素が含まれており、自分自身がどの部分の不足があるのか、苦手なのかを、明確にしなければ実力はつきにくいかもしれません。
今回はこの中でも国語の知識「語彙力」に焦点をあてたいと思います。
問題や文章に出てくる、言葉の意味を知らなければ、意味が分からず、問題を解きにくくなります。よって、意味は暗記する必要があります。今の学生は、パソコンや携帯の普及により想像以上に活字離れが深刻化しています。メールに関してもスタンプ機能による画像のみでの会話、文字変換機能による読めるけど書けない状況、など便利がしぜんと語彙力の学習を止めてしまっています。ですから、強制的にでも文字に触れることを意識しなければ語彙力は育ちにくい世の中です。
≪効率よく語彙力を増やす方法≫
語彙集・参考書の活用
学校で語彙集(言葉の意味を暗記するための問題集)が配られている場合はそれを、配られていなければ自分で参考書を買って利用します。あとは、毎日10分集中してノートに書き留めていく、1週間後には書き留めた中身の語彙を確認し先ヘ進む、これの繰り返しです。単純ですが最短の方法になります。早ければ平均3週間で終わります。あとは、日常でも使用すると定着します。
「国語」は本当に奥が深い教科になりますが、日々の積み重ねにより誰でも克服できるものと考えています。
読書、新聞、大人との会話、興味を持つなど良いと思われるものや学習法がたくさんありますが人それぞれ置かれた環境が違うので場合によっては効果が薄いものも存在します。まずは「自分」の状況・環境を考え、あった学習法を探してみましょう。
今後も随時「国語」の学習法を綴ってまいります。
ウインロード佐藤
体験授業・お問い合わせ先
荘園校:0977-21-3759( 教室長 西村 )
石垣校:0977ー26-3711( 教室長 佐藤 )
明野校:097-578-6623( 教室長 首藤 )
お問い合わせメール
受付:月~土 15:00~22:00(日曜休)
コメントはありません。