高校2年生は各科目、非常に重要な単元を学習中ですね。
前回の実力ATでは英語が振るわなかった人が多かったですね。
そして今回、「英語表現」のテスト範囲は、実力ATと同じ「比較」ですね。
しかもDUAL SCOPE(デュアルスコープ)からの出題です。
もうわかっていると思いますが、この教材って現高2生が、高校1年生の時に使用したテキストですよね?
以前もここでお話ししましたが
英語は高校生で新しく習うことは全て終わっているんです。
高1生の頃の内容を高2の間にきちんと復習できるかどうかが、翌年の受験勉強に大きな影響を及ぼします。
特に理系に進んでいる子達は、高2の頑張りが来年を大きく左右します。
文系の子達は数学Ⅱ・Bを習い終えた時点で、大学受験に必要な科目はほぼ習い終えます。基礎知識がしっかりしていれば、即入試対策に取りかかれます。
しかし、理系は違いますよ。高3生になると「数学Ⅲ」「化学」「物理」「生物」という理系必須科目が登場します。当然ですが、1、2年生の内容を復習しながら上記の科目の新しい単元をマスターしていかなければなりません。しかも、大学入試で通用するレベルまで。
高2までの基礎がしっかりしていれば、数学Ⅲの内容はついていけますが、基礎知識が足りなければ高難易度の数学となってしまいます。理科も同じです。受験勉強をしたいのにそこまで手が回らない・・・という事態に陥ってしまいます。こんな状況で高3を12月まで過ごしてしまった場合、とてもヤバいですよね?
12月ATが終わった時点で、共通テストまでわずか1カ月・・・たまりません。
「今、やっておかなければまずいこと」は「高1・高2で習う教科書レベルの内容の学習不足を、高3生に持ち込まないようにすること」です。
それができれば、難関大学合格の確率が高くなります。
開校から70名以上の国公立大学合格者を輩出してきました。その中でも難関大学の現役合格を勝ち取った子達に、高3生の時点で基礎知識を教えた記憶はありません。
これは理系に限らず、文系の人も一緒です。
期末ATに力の限りを尽くしましょう。
コメントはありません。