今さら聞けない「GIGAスクール構想」とは?

2021.10.19|ウインロード通信

何か、良くなっていくような

感じは受けるのですが、

何がどのようによくなっていくのか

はっきりとわからないという意見を耳にします。

 

「GIGAスクール構想」

 とは、一体何なのか?

 

に焦点を当ててみたいと思います。


当初の計画では、23年度までに国公私立を問わず、タブレット等を一人1端末の環境を

実現する予定でした。

しかし、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、一斉休校を余儀なくされ

学習の遅れを少しでも補うためにと、同構想の前倒しがなされました。

つまり、21年度は、急遽始まった「GIGAスクール元年」という事です。

 

GIGAスクール構想が打ち出されたのは、2019年の2月。

文部科学省の定義によると、「1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを

一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを

誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる

教育環境を実現する」ものとあります。

一斉休校後、オンライン授業の必要性が高まり、導入が早まったというわけです。

 

学校側の準備は整いつつありますが、問題なのは生徒側の準備ができているかどうかです。

家で、宿題やオンライン学習をしなければならなくなったとき、

主体的に学ぶ姿勢が必要であることは、想像に難くないと思います。

 

新学習指導要領のキーワードがまさに、「主体的・対話的で深い学び」の実現です。

具体的にどういうことなのか。

 

 「主体的な学び」とは

  ・学ぶことに興味や関心をもつ

  ・学習内容を自分のキャリアの方向性と関連づける

  ・学習の見通しを持ち、粘り強く取り組む

  ・自分の学びを振り返って次につなげる

 

 「対話的な学び」とは

  ・協力してともに学習を進める

  ・周囲の多様な人々との対話

  ・先人の考え方を手掛かりにする

 

 「深い学び」とは

  ・知識を関連づける

  ・問題を見つけ解決策を考える

  ・思いや考えを基に創造する

 

感性を豊かに働かせながら、どのような未来を創っていくのか、

目的を自ら考えだし、その目的に応じて必要な情報を見いだし、

自分の考えをまとめたり、相手にふさわしい表現を工夫したり、

答えのない課題に対して、周囲の様々な人々と協働しながら、

ベストな方策を見いだしたりすることが、これからの子どもたちに

求められる力だと考えます。

 

主体的な学びを始める「きっかけ」

ウインロードにはあります。

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