中2までが
超重要
入試数学の
得点法
別府市・大分市の学習塾、進学予備校ウインロード別府校の西村です。
今回は、公立高校入試の数学について書いていきます。
数学の入試問題を見てみると、中学1年生内容が10点程度
中学2年生内容が20点程度、中学3年生内容が30点程度
出題される傾向にあります。
つまり、2年生までに習う内容で、半分ぐらいまでは得点で
きるということです。
3年生内容になると、難易度が上がったり、1、2年生の
内容が考え方のもとになっていたりします。
いかに、中学2年生までに習う内容が重要かということです。
夏期講習では、この中学1年生、2年生の総復習という位置づけで
「10段階学習法」に取り組んでいます。
お子様の理解度がどのレベルなのかを、確認しながら
分野ごとの得意不得意の差も把握することができます。
5段階目がスムーズに解けない場合は、1~5を重点的に。
スムーズではないが解ける人は、4~8を重点的に。
スムーズに解ける人は、6~10にチャレンジします。
これで、個別最適な復習を行うことができます。
公立高校入試の大問1は基礎的な小問集合で、確実に得点したいところです。
ちなみに、この大問1だけでおおよそ20点分になります。
数学が苦手で得点が取れない人も、大問1の20点は最低でも取っておきたいですね。
それに加え、先ほどの2年生内容まで含めれば30点は超えることが可能になります。
その先は、今後学んでいくことになる3年生内容なので、2学期以降の授業を、
いかに自分のものにしていくかで、上乗せできる得点が決まってきます。
以下は、過去10年連続で出題されている分野についてまとめたものです。
苦手分野を学習するときの、優先順位決定の参考にしてください。
数・式の計算
平方根(3年生)
二次方程式(3年生)
一次関数
関数 y=ax2(3年生)
関数とグラフ
角度(平面図形)
合同・相似(平面図形・3年生)
円の性質
図形の長さ
図形の体積
図形の証明
作図
確率
図形と関数・グラフ(融合問題)
また、入試分析結果でもあったように思考力を見る問題が出題されてくるので、
解法パターンの暗記だけでなく、考える力を養っておきたいですね。
とは言え、解法パターンが頭に入っていないと、考えるための材料を持っていない
ことになりますので、まずはそこからと言えます。
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