【プラセボ効果】思い込みが潜在能力を発揮させる|別府市・大分市の学習塾

2023.9.8|ウインロード通信

別府市・大分市の学習塾 進学予備校ウインロードの西村です。

人間、思い込むことで思いもよらない力を発揮したりすることがあります。

今回はこの思い込みを、逆にに利用してみませんかというお話です。


生徒さんの一人が、ペンを持ち間違えて、親指の腹を思いっ切り刺してしまったと話していました。
皆さんも一度くらいは、ペンを逆に持ち親指の腹にペン先を思いっきり刺してしまったことがあると思います。
思い込んでしまっているんですよね、きちんとペンを握っていると。
思い込んでないと、そんな力でペン先を勢いよく押さえることなんて怖くてできないですもの。

 

もう一段階段があると思い込んでしまっているから、膝がガクッとなるんですよね。

 

人は思い込みで体がそう動くように、結構いろいろな影響が出ることがあります。

 

例えば、プラシーボ効果。
思い込みのいい例だと思います。

 

新薬の有効性・安全性を確かめる比較試験の一種で、二重盲検法というものがあります。
多数の患者を対象に、新薬と偽薬(プラセボ)を使用し、誰に、どちらの薬を投与したのかは、
患者側はもちろん医師側にも一切伝えずに、薬効を確認します。
これは、有効成分が全く含まれていない偽薬を服用したとしても、
症状の改善や副作用が出現することがあり、正確な試験結果が分からなくなってしまうからです。
偽薬を服用したにもかかわらず、患者は安心感や先入観、暗示(思い込み)などにより、
自然治癒力が高まり、症状の改善がみられるのではないかと言われていますが、明らかになっていません。
これをプラセボ効果(プラシーボ効果)と呼んでいます。
「痛いの痛いの、飛んでいけ~」もプラシーボ効果の一つと言えるのかもしれません。

 

逆の効果を、ノセボ効果(ノーシーボ効果)といいます。
この薬は効かないと思って使用すれば、実際に効果は低くなるという現象です。
「80%の確率で良くなります」と聞かされた患者と、
「20%の確率で全く効果がありません」と聞かされた患者で、
同じ薬の効果に違いが出るというものです。
不安やネガティヴな考えは、現実のものになることが多く感じるのは
このノセボ効果が現れているのかもしれません。

 

根性論、感情論、マインド論、精神論いろいろと呼び名はあるでしょうし、賛否あると思いますが、
いい効果をもたらしたり、悪い効果を防げるのであれば、まんまと乗せられるのもいいのかもしれませんよ。

 

この勉強は意味があるのか   ⇒ 入試で使えるレベルになるために大いに意味がある
将来役に立つのか       ⇒ 入試という近い将来で必ず役に立つ
何のために勉強しているのか  ⇒ 自分が将来就きたい職に就くために必要

 

こういった思いが、あなたの学習効果を減少させている原因かもしれません。
プラセボ効果・ノセボ効果を大いに利用して、最大限に恩恵を受けましょう。

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