別府市・大分市の学習塾 進学予備校ウインロードの西村です。
今回は、私が意識的に気を付けていることや、
重要だと感じていることを言語化してみたいと思います。
① 間違え方でやり直し方が変わるという事
・問題をよく読んでいなかった、読み間違えた
・問題文の意味がよく読んでも分からなかった
・問題の意味は分かったが方針が立たなかった
・計算ミス
・ケアレスミス
・計算の方法が分からなかった
・公式を覚えていなかった
・どの公式を使えばいいのかが分からなかった
・どうやって解けばいいのかが分からなかった
・覚えていなかった
・勘違いした
・間違って覚えていた
・逆に勘で解けてしまった
勘で解けてしまった場合、見落とされがちなのと、
本人の分析力に頼らざるを得ないところがあるため、
分析癖をつける必要がある。
② 評価の仕方で取り組み方が変わるという事
(3)が解けてないダメだね ⇒ (2)まで解けてるイイね
計算が間違っているダメだね ⇒ 方針はあってるイイね
空欄が多いダメだね ⇒ 判るところは全部埋めたねイイね
分からない問題が多いダメだね ⇒ 伸びしろがあってイイね
まずは、肯定すること。
結果にばかり捕らわれず、プロセスを見ること。
③ 良いように評価できないもの
・遅刻する(遅刻してでも来るだけでイイね)
・無断欠席する(理由なくただ面倒くさい場合が多い)
・居眠りする(睡眠障害の疑いも考慮する)
・やる気がない(目標を持ってもらう)
・集中力がない(面白味を感じさせること)
・適当にやり過ごそうとする(過去にやり過ごせた経験がある)
・宿題をしない(宿題の必要性を理解することから)
・勉強したくない(明確な動機付け)
この場合、何か理由があったり原因が他所にあったりするので
否定するのではなく、原因が何なのかをヒアリングすることに徹する。
一緒に原因を探ることにする。
このように、接し方や伝え方を変えることで、何かしら結果につながってくれればと
日々考えながら接するようにしています。
もちろん、厳しく強い伝え方をすることもあります。
表面的な聞こえの良いことばかりではなく、本気で伝えたいからです。
根性論ではなく、本人の考え方・捉え方を変えてもらうことによって、結果が大きく変わります。
同じ勉強時間でも、効果に差が生まれます。テキストの内容は、その後という感じがしています。
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